『怪盗グルー』シリーズ、『ペット』、『SING/シング』を手掛け、大人気キャラクター「ミニオン」を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る長編アニメ最新作『グリンチ』が12月14日より公開となる。このほど、追加吹替えキャストとして、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守が参加することが発表された。
主人公グリンチ役の大泉洋に続き、今回新たに発表されたキャストが演じるのは、グリンチが孤独に暮らす村の住人。クリスマスを心待ちにしている少女シンディと双子の赤ちゃんを働きながら育てるドナ役には、ハリウッドアニメ―ションの吹替えに初挑戦となる杏。実生活でも双子の赤ちゃんをもつ杏しかいないと満場一致のオファーが実現した。吹替えに挑戦した杏は、「いろんなテイクの中でほぼ一発OKだったのが、双子がお皿をひっくり返してしまうシーン。『はあ』とため息が1回でOKが出たので、そんなにリアルだったのかと感じました(笑)」と振り返っている。
クリスマスを盛大に盛り上げようとする、グリンチの隣人で陽気なブリクルバウム役には、本作でハリウッド映画での吹替えは初となるロバートの秋山竜次。「役作りとして、この夏はセーターで過ごしました!」と語り、コントなどで見せる多彩な役作りがどのように発揮されているのか期待が高まる。
さらに、『ロラックスおじさんの秘密の種』(2012)以降、イルミネーション作品全シリーズに登場している宮野真守は、全編を通してグリンチを温かく見守るナレーター役に抜擢。そして、“あるお願い事”をするためクリスマスを待ち望み、グリンチの心を動かすシンディ役を、ドラマ「義母と娘のブルース」で注目され、秋山と同じくハリウッド映画の吹替え初挑戦となる横溝菜帆が演じる。
キャスト コメント
■杏(ドナ役)。
私が演じさせていただいたドナというキャラクターは、双子の赤ちゃんと一人の女の子の親という、家事に育児に仕事に大忙しというお母さんの役です。いつでも子供のことを考えていて、深い愛情を注いでいるとても素敵な家族の姿だなと思います。そしてこの映画はクリスマスが題材ということで、全編とても素敵な風景が続いています。家族の温かさ、人と人とのつながりの大事さという、普段思っていることを再確認できるような映画。ぜひこのシーズンにみんなで共有したい作品です!
■秋山竜次(ブリクルバウム役)
クリスマスが大好きな皆さん、こんにちは。ブリクルバウム役の秋山竜次です。このブリクルバウムは今まで自分が演じたことのない独特なキャラです。でもすごい楽しいキャラクターでした。とにかく笑うキャラです。セリフの隙間に全部笑い声を挟みました。こんなに入れていいのかっていうくらい隙間に笑い声を挟みました。独特すぎるキャラで楽しんで役作りを致しました。家族みんなで楽しめる映画になっていると思います。映画『グリンチ』、劇場で見て楽しんでくださいね。
■横溝菜帆(シンディ・ルー役)
私は、イルミネーションの作品が大好きです。なので、今回この作品の出演が決まって、とっても嬉しいです!しかし、アニメーション映画のアフレコは初めてなので、とってもドキドキしています。シンディ・ルーは、正義感が強く、とても思いやりのある女の子です。みなさんに楽しんで観てもらえるように、私もシンディ・ルーになりきって、頑張ります!!
■宮野真守(ナレーター役)
この度、イルミネーションの最新作「グリンチ」に出演できること、本当に嬉しく思います。しかも、僕が担当させていただく「ナレーター」は、作品において、とても重要なポジションだとお伺いしました。大事な役割を任せていただき、心より光栄です。とても緊張しますが、この素敵な世界観を、しっかり表現できるよう臨みますので、是非、映画の公開を楽しみに待っていてください!
『グリンチ』
12月14日(金)、全国ロードショー
監督:ヤーロー・チーニー スコット・モージャー
プロデューサー:クリス・メレダンドリ
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ
日本語吹替え版キャスト:大泉洋 杏 秋山竜次 横溝菜帆 宮野真守
配給:東宝東和
【ストーリー】 つぶらな瞳が愛らしい超キュートな幼少期のグリンチ(ベビーグリンチ)から、すっかりひねくれてしまった大人の「グリンチ」はというと…。洞窟の中で暮らし、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうに対応し、山麓の村人達にいじわるをして楽しむ超ひねくれ者に。とにかく不機嫌で孤独なグリンチは、やがて村中のみんなが大好きな“クリスマス”を盗むという、とんでもない計画を立ててしまう…。小さい頃はあんなに可愛かったのに、大人になるまでに一体何があったのか…!?そしてグリンチのとんでもない計画はどうなるのか…!?
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