大泉洋、クリスマスの思い出は「元カノにサンタの服を着せようとして怒られた」映画『グリンチ』ジャパンプレミアレポート

『怪盗グルー』シリーズ、『ペット』、『SING/シング』を手掛け、大人気キャラクター「ミニオン」を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る長編アニメ最新作『グリンチ』が12月14日より公開となる。このほど、11月26日に東京ミッドタウン日比谷 ステップ広場にて、ジャパンプレミアが実施され、日本語吹替版を担当する大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守、そして日本版イメージソングを担当するPerfumeの3名がサプライズ登壇した。

本作は、絵本作家ドクター・スースの絵本を原作とした長編アニメーション。日本語版では、グリンチ役を大泉洋、シンディと双子の赤ちゃんを働きながら育てるドナ役を杏、グリンチの隣人で陽気なブリクルバウム役をロバートの秋山竜次、ナレーター役を宮野真守、グリンチの心を動かすシンディ役を横溝菜帆が務める。

全米公開(11月9日)を前に、現地時間11月3日にアメリカで行われたワールドプレミアに参加した大泉。MCから「楽しかったですか?」と質問されると「楽しかったかと言われると…」と口ごもりつつ、「会場の仕切りがぐちゃぐちゃで、スターが通る道と一般のお客さんの導線が若干かぶってた。この後、(アメリカ版のグリンチ役)カンバーバッチがそこを歩くって言ってのに、そこで子供がひっくり返ってるんだよ!」とボヤキが炸裂。「僕もガードマンに『向こう行け』って言われて、英語が話せないから『ソーリーソーリー』って謝るばっかりで。仕切りが悪いですね」とイベントの冒頭から愚痴が止まらず、秋山から「やめなさいよ!」と突っ込まれていた。

クリスマスの思い出を聞かれた杏は「キリスト教の学校に通っていた頃、聖歌隊にいたので、クリスマスになるとローソクを持って賛美歌を歌うのが恒例。今でもクリスマスになると歌いたくなる」とコメント。父親がイルミネーション好きだったという秋山は「中学の時、裏山全体にイルミネーションをして、近所中から『あの家ヤバイだろ』って言われた」ことを暴露した。

同じ質問に宮野は「ゲームセンターの前とかに踊っているサンタの人形があるじゃないですか? あれがいるとセンションします(笑)」と、ノリノリでステップを披露。クリスマスに広島でイベントガールをしていたというPerfumeの3人は「いろんなイベントに出るんですよ。パラパラを踊りに行った思い出があります。サンタの水着を着て。ヘソ出しです!」と告白し、キャスト陣を驚かせた。

最後に大泉は「Perfumeさんの話で思い出しましたけど、大学時代に付き合っていた彼女がいたんですけど、クリスマスにサンタの服を着せようとして怒らた」ことを告白。「これを着て盛り上がりましょうと思ったのに、全然セッションしてくれなかった(笑)」と話すと、秋山から「いいんですよ、そんな癖の話は!」と突っ込まれ、「癖っていうのやめくださいよ!楽しくやろうと思っただけだから」と最後までボヤいていた。

プレミア点灯式では、大泉の掛け声とともに会場全体がグリーン一色に染まり、ゲストたちは『グリンチ』ならではクリスマスイルミネーションを満喫していた。

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『グリンチ』
12月14日(金) 全国ロードショー
監督:ヤーロー・チーニー スコット・モージャー
プロデューサー:クリス・メレダンドリ
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ キャメロン・シーリー
日本語吹替版キャスト:大泉洋 杏 秋山竜次(ロバート) 横溝菜帆 宮野真守
配給:東宝東和

【ストーリー】 フーの村に住む人々はみんな陽気でクリスマスが大好き。けれど村の北にある洞窟で暮らすグリンチはクリスマスが大嫌い。今年は食料が底につき、村まで調達しに向かったものの、クリスマスを待ち遠しそうに笑いあう村人たちが憎くて憎くて仕方ないグリンチは、「村からクリスマスを盗んでやる!!」と心に決めて、大計画に乗り出すが…。果たして村の人々はグリンチによってクリスマスを盗まれてしまうのか!?

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