野村周平、インスタ炎上騒動に「好きで炎上してるわけじゃない」映画『純平、考え直せ』完成披露上映会舞台挨拶レポート

主演・野村周平、ヒロインに柳ゆり菜を迎え、直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化した青春エンターテインメント『純平、考え直せ』が、9月22日より公開となる。本作の完成披露上映会舞台挨拶が8月28日にユナイテッドシネマ・アクアシティお台場にて行われ、野村周平、柳ゆり菜、佐野岳、佐藤祐基、藤原季節、森岡利行監督が登壇した。

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サングラス姿で登場した野村は、「舞台挨拶でサングラス、こんな無礼なことはなかなかない」と嬉しそうにコメント。「マスコミの方に『野村周平、サングラスで登壇。調子に乗ってる』って書かれそう」とサングラスを外すと、会場に集まったファンから悲鳴が上がった。

主人公・坂本純平を演じた野村。「こんなに男臭い役をやったのは初めて。最近の作品では『ちはやふる』とかのイメージだったので、こういう男臭い作品のお誘いは来ないと思っていた」と喜びもひとしおの様子。撮影したのが二年前ということで「普通は撮影から一年ぐらいで公開されるので、本当に公開されるのかな」と心配していたことも明かした。

ヒロイン・山本加奈役を演じた柳は、野村の印象について「結構、めちゃくちゃですけど、純平に通じるカッコ良さと魅力が詰まった方。芯が通っていて、自分のスタイルを持っている。それを貫き通す強さを持っている。素敵な純平になっていると思います」と野村をべた褒め。「素直に嬉しい」という野村は「基本は褒められないので。ハチャメチャだとか、変わってるとか、どこに需要あるの?とかしか言われないので(笑)」と苦笑いしつつ、柳に感謝の言葉を述べた。

歌舞伎町のコインランドリーに居つているゲイの男を演じた佐野。「衣装もめちゃくちゃなんですけど、『似合う、似合う』と言われて調子にのって、りゅうちぇるか俺か」などとおちゃらけたが、役を演じる上では「新宿二丁目に通いつめて、取材をさせてもらった」と、役への情熱を明かしてくれた。

劇中のSNSの住人役を演じた藤原は「純平中心に、SNSが炎上してく。本当に野村周平にピッタリ(笑)」と述べ、先日野村のインスタグラムが炎上したネタに触れると、野村は「時事ネタ入れてくるなよ!」と苦笑いを浮かべつつ、「好きで炎上してるわけじゃないんだから…(笑)。つぶやいたら炎上しちゃう」と弁明していた。

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『純平、考え直せ』
9月22日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督:森岡利行
原作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)
脚本:角田ルミ 木村暉 吉川菜美
主題歌:the pillows「眩しい闇のメロディー」(DELICIOUS LABEL)
出演:野村周平 柳ゆり菜 毎熊克哉 岡山天音 佐野岳 戸塚純貴 佐藤祐基 藤原季節 日向寺雅人 森田涼花 木下愛華 やしろ優 下條アトム 二階堂智 片岡礼子
配給:アークエンタテインメント

【ストーリー】 新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか“一人前の男”になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平は、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい“鉄砲玉”になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの3日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した。加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り…さぁ、どうする、純平。

Ⓒ2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズ