アーミー・ハマー主演のアクション・スリラー『ALONE/アローン』が6月16日より公開となるのに先立ち、本作で主演を務めたアーミー・ハマーのインタビュー映像がお披露目となった。
本作は、砂漠の地雷原で誤って地雷を踏んでしまった兵士が、自然の脅威が容赦なく襲いかかる中、自身の過去のトラウマに翻弄される様を描く。主演は、第90回アカデミー賞脚色賞受賞作『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーが務め、製作総指揮も担当した。
インタビュー映像では、アーミーは初めて脚本を読んだ時の感想を、「ただずっと膝をついていればいい、すごく楽な役でいいな」と思っていたことを告白。しかし、「それは大きな間違いだったよ」と苦笑いを浮かべ、砂漠でひたすら右膝をついている状態だったという1か月半続いた撮影の過酷さを説明している。
またアーミーは、「僕自身も、人生に立ちはだかる壁に直面してどう乗り越えたら良いかわからない時があった。それがどんなものであれ、地雷原に立っている状況とは比べられないけれど、何かしらのものに誰しもが抱いている恐怖を象徴していると思うんだ」と本作のテーマを自身に置き換えつつ語っている。
『ALONE/アローン』
6月16日(土)、新宿シネマカリテほか全国公開
監督・脚本:ファビオ・レジナーロ ファビオ・グアリョーネ
出演:アーミー・ハマー アナベル・ウォーリス ジェフ・ベル
配給:パルコ
【ストーリー】 暗殺のミッションに失敗した、若きアメリカ兵士・マイク。逃れた先が、3000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づいたその時、目の前で仲間の兵士が爆死。さらにその瞬間、“カチッ!”…。自らも地雷を踏み、一歩足りとも動けない絶体絶命の窮地に立たされる。援軍と連絡も途絶え、救出まで52時間。その間、容赦なく次々に押し寄せる自然の脅威と、心に封印してきた過去のトラウマからくる激しいフラッシュバックに襲われ続ける。現実と幻覚の間を彷徨い、己との孤独で壮絶な戦いを強いられた男の運命は―。
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