『ハンサム★スーツ』『新宿スワン』などの脚本を手掛けた鈴木おさむによる、初監督デビュー作にして完全オリジナル作品『ラブ×ドック』が5月12日に公開初日を迎え、ＴＯＨＯシネマズ 六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われ、主演の吉田羊、野村周平、玉木宏、大久保佳代子、広末涼子、成田凌、篠原篤、唐田えりか、鈴木おさむ監督が登壇した。
本作は、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック「ラブドック」を舞台に、仕事は完璧だが恋愛は失敗続きの女性・剛田飛鳥が、恋に仕事に友情に奮闘する姿を描くラブコメディ。吉田羊が本作で単独初主演を果たし、野村周平、玉木宏、吉田鋼太郎といった、それぞれの色気を放つ豪華男性陣が集結した。
吉田は「共演者と監督のおかげでできた、吉田羊主演の恋愛映画という、それこそがファンタジーのような映画を見に来ていただけた皆さまに感謝しています」と挨拶。続けて広末は「キュートな洋さんはいかがでしたでしょうか？」と会場に問いかけ、大きな拍手を受けると満足そうに「吉田羊さん主演で、鈴木おさむさん監督で面白くないわけがないと思って、ずいぶん奇抜な役でしたがトライしてみました（笑）」と笑顔で語った。
本作の重要な要素のひとつである“キス”にちなみ、キャストたちの理想のキスシチュエーションが発表されることになると、大久保は「自然の流れでのキスが理想。同棲2年目で、ツードアの冷蔵庫の前にしゃがんで『ポン酢なかったっけ？』の振り向きざまにキス」と述べ、隣にいた野村周平と共に実演して会場を爆笑させた。広末は「結婚式の誓いのキス、毎朝のいってらっしゃいのキス」と述べ、成田は「幼稚園の時に、気になる子がいて。片付けをしている時に、振り向くふりをしてほっぺに触れるというのをやったことがある」と幼いころの思い出を告白。人前でキスをするのは抵抗があるという玉木は「海外に行ったら羽を伸ばしたくなる。この間、アイスランドに行ったんですけど、オーロラの下でキスをしたらロマンチックだな」と語り、野村は「何かが始まりそうなキス。女性からだったらなんでもいいんです」と述べると、大久保から「おっぱじめる前のキスってこと？」とツッコまれた。吉田は「『髪切ったの？可愛いじゃん』と言いながら、髪にチュっと。唇とかほっぺとかオーソドックスなところではないところにキスをされると、パーツ全てを愛してくれているだなと思える」と持論を述べ、キャスト陣を唸らせていた。
また、イベント当日の5月12日は、大久保の誕生日ということで、サプライズで大久保の愛犬「パコ美」を催した“ラブドッグ”ケーキを用意。吉田から大久保へお祝いに、ほっぺにチューのサプライズもあり、会場は大いに盛り上がっていた。
『ラブ×ドック』
5月11日（金）より、ＴＯＨＯシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本：鈴木おさむ
ミュージックディレクション・主題歌：加藤ミリヤ
出演：吉田羊 野村周平 大久保佳代子 篠原篤 唐田えりか 成田凌 広末涼子 吉田鋼太郎 玉木宏
配給：アスミック・エース
【ストーリー】 とあるところに存在する恋愛クリニック「ラブドック」。そこは恋愛体質の人にこそ、意味のある場所。ある日訪れたのは人気パティシエの剛田飛鳥。人生で成功を収めながらも、節目節目で恋愛に走り、仕事を無くし、親友を無くしてきた。そんな飛鳥に、魅惑の女医、冬木玲子が処方したのは、遺伝子から抽出したという特別な薬。これを打てば危険な恋愛をストップできる優れもの？果たして彼女の恋愛模様は、薬で軌道修正できるのか？いくつになっても恋をしたい！人生を楽しみたい！でも理想と現実がかみ合わない…。そんな女性たちに贈る、遺伝子レベルで恋が始まる、究極のラブコメディ！
（C）2018 『ラブ×ドック』製作委員会
