『ハンサム★スーツ』『新宿スワン』などの脚本を手掛けた鈴木おさむによる、初監督デビュー作にして完全オリジナル作品『ラブ×ドック』が5月11日より公開となる。このほど、加藤ミリヤが本作の主題歌として書き下ろした楽曲「ROMANCE」のミュージックビデオのショートバージョンがYouTubeにて公開された。

本楽曲は、加藤が鈴木おさむ監督から直接オファーを受け、台本を事前に読み込み、「いつになっても“ロマンス”を忘れない・追い求めるべき」というメッセージを込めて制作。ミュージックビデオは、加藤本人を総勢50名のダンサーが“コンテンポラリーダンス”というジャンルの不規則で特徴的な踊りで取り囲む映像となっており、撮影現場で初めて生まれた振りもあったり、メリーゴーラウンドで撮影されたシーンでは、ほぼ全ての振り付けがアドリブで構成されている。撮影は、ダンサーや加藤が複雑に絡み合うため、一つのシーンで中断したりやり直しがきかない、緊張感あふれるものとなった。一見奇妙な動きのダンスも多く取り入れられており、シンガーソングライターであると同時にファッションデザイナーや小説家としても活躍する加藤らしく、アーティスティックな表現方法で強くメッセージを訴えかける内容となっている。さらに、加藤は10年以上のキャリア史上最も短いショートヘアーを披露し、ファッション面でも新たな挑戦となった。

また、加藤は主題歌提供のみならず、ミュージックディレクションという形で本作に参加しており、鈴木監督のオファーにより劇中歌として過去の楽曲全11曲を提供。発表当時、同世代の女性の中で爆発的な人気となった「aitai」や「SAYONARAベイベー」、清水翔太とのコラボレーション曲「Love Forever」など豪華な楽曲が映画を彩る。5月9日に発売されるシングルは、主題歌「ROMANCE」に併せて劇中歌全11曲が完全収録された「ラブ×ドック盤」（期間生産限定盤）が発売されるほか、初回生産限定盤と通常盤は、サッカーチーム「いわきFC」の公式応援ソング「WALK TO THE DREAM」と愛知県の衣料品店「あかのれん」のCMソング「Through your eyes」も収録される、豪華トリプルタイアップシングルとなっている。

『ラブ×ドック』
5月11日（金）より、ＴＯＨＯシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本：鈴木おさむ
ミュージックディレクション・主題歌：加藤ミリヤ
出演：吉田羊　野村周平　大久保佳代子　篠原篤　唐田えりか　成田凌　広末涼子　吉田鋼太郎　玉木宏
配給：アスミック・エース

【ストーリー】　とあるところに存在する恋愛クリニック「ラブドック」。そこは恋愛体質の人にこそ、意味のある場所。ある日訪れたのは人気パティシエの剛田飛鳥。人生で成功を収めながらも、節目節目で恋愛に走り、仕事を無くし、親友を無くしてきた。そんな飛鳥に、魅惑の女医、冬木玲子が処方したのは、遺伝子から抽出したという特別な薬。これを打てば危険な恋愛をストップできる優れもの？果たして彼女の恋愛模様は、薬で軌道修正できるのか？いくつになっても恋をしたい！人生を楽しみたい！でも理想と現実がかみ合わない…。そんな女性たちに贈る、遺伝子レベルで恋が始まる、究極のラブコメディ！

（C）2018 『ラブ×ドック』製作委員会