欲望と不安の中で生きる若者の青春を鮮烈に描いた、岡崎京子による漫画が原作の映画『リバーズ・エッジ』。主演・二階堂ふみと吉沢亮、監督・行定勲、主題歌・小沢健二と役者が揃った本作。ツイッターでのみんなの感想は?
何かしらの問題を抱えた高校生たちが
「愛とは何か」「生きるとはなにか」
という思春期の抱える答えが一通りではない疑問に正面からぶつかっていく感じが伝わった。すごくグッと来た映画。多くの人が真っ直ぐすぎる高校生の歪んだ友情が描写された青春映画を見てくれますように。
生と死が重くのしかかる。
生き急いで。自分の人生に絶望して。
動かないそれ以上にも以下にもならない変わることない死体に自分の生を見出して。
深過ぎて難し過ぎて今の自分に読み取れたのはこれぐらいで。
10年後また観たいと思ったそんな作品。
#リバーズ・エッジ 観た。原作未読。良作。インタビューを差し込んだり(行定監督の声や)、画面が小さいことも世界観を表しているよう。ふみちゃん、おりょう達、若者の体当たりの演技が良い。90年代だと感じるワードや物があり、そこも良い。山田(おりょう)のあの表情、凄かった。オザケンも良い。
『リバーズ・エッジ』
出演者の役者魂にぞっとしました、、
衝撃的な内容、シーンの連続だったけど、観てよかったと思える作品でした。
久しぶりに「いい映画を観た」と言える気がする。
孤独感と閉塞感に満ちてます。居場所がセックスやドラッグかあるいは河原の死体しかない同級生たちのはざまで、若草だけがバランス感覚を保っていたように見えたが・・。愛がないと人間は発狂するってことが、多感な世代を通して描かれてる感じ。
吉沢さんが言っていた、河原で山田がボコボコにされるシーン。
そこで無意識に涙が出たんだけど、よくわからない涙だった、
感動とか悲しみとか怒りとか1つに言いまとめられない、感じた事があるようでないような、掴み所のない混沌、混乱の涙。
公衆電話、家の子機、CUTIEとか90年
代感要素が懐い…。
SUMIREちゃんのアンニュイな存在感もさいこう。エンディングのアルペジオでいろいろ納得の涙出ました。。
行定監督と脚本の瀬戸山さんは、最後の夜の河べりのシーンにウイリアム・ギブソンの詩の朗読をかぶせ、テーマを明確化する。「深い亀裂をパトロールするために/流れをマップするために/落ち葉を見るがいい/涸れた噴水を
めぐること/平坦な戦場で僕らが生き延びること」
映画「#リバーズ・エッジ」を観たら、なかなかショッキング。こんな寂れた時代あったかと思わせられ、強烈なイジメや日常的でない描写に、心の痛みを感じるなぁ。自由奔放な役を演じる #二階堂ふみ さんと対比して、恋愛女子を演じる #森川葵 さんの表情も見ごたえありね。
途中、鼓動が激しくなったり、吐きそうになってしまう場面があった。なんとも感想を言葉にできない、、ヒミズやディストラクションベイビーズ以来の衝撃。エンドロールの小沢健二さんの曲で心が中和された。もう1度、観ておきたい映画。
「リバーズ・エッジ」。
かなり斜に構えて臨んだのですが、返り討ちに遭うかのような、大変ショッキングな完成度。
原作に忠実に、だからこそ、デンジャラス、非キラキラ系な閉塞した青春ドラマ。
エンドロールに流れる小沢健二の主題歌も、絶妙。
『リバーズ・エッジ』めちゃめちゃよかった!『ナラタージュ』といい最近の行定さん完全にゾーンにお入りになられた感!主役はふみ様にしかできないし、吉沢亮の儚さ素晴らしかったし、SUMIREは顔も声も身体つきも大好きだ最高!しかし普遍的な物語だな全く古くないしこれ皆共感しちゃうだろ…
行定勲監督『リバーズ・エッジ』を観ました。岡崎京子の漫画の映画化。1990年代前半の携帯電話が一般化されていない頃の高校生たちをスタンダードサイズの画面で描く硬質な群像劇。二階堂ふみ、吉沢亮、土居志央梨、SUMIRE 等の出演者がとてもいい。挿入される登場人物へのインタビューもいい。
『リバーズ・エッジ』
2018年2月16日公開
監督:行定勲
原作:岡崎京子
主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」
出演:二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵