マット・デイモンが“王様のような生活”を送る小さな旧友に人生相談!『ダウンサイズ』本編映像

『ファミリー・ツリー』、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のアレクサンダー・ペイン監督、マット・デイモン主演の最新作『ダウンサイズ』が3月2日より全国ロードショーとなる。このほど、縮小した世界での新生活を検討しているマット・デイモン演じるポールが、一足先にダウンサイズした同級生に、興味津々に人生相談をもちかける本編映像が公開された。

本作は、“全人類の縮小計画”という信じられないアイデアをリアリティたっぷりに描く、社会風刺とコメディの風味を利かせた奇想天外なドラマ。『オデッセイ』のマット・デイモンが、13cmの手のひらサイズになり、より良い暮らしを求めてミニチュアの世界に飛び込んでいく男を演じる。共演には、デイモン演じるポールの妻役に『ゴーストバスターズ』のクリステン・ウィグ。ポールを新しい世界へ誘う謎の男には名優クリストフ・ヴァルツ。さらに物語を大きく動かす重要なキャラクターとして新鋭ホン・チャウが出演。そして、『ファミリー・ツリー』を含む2度のアカデミー賞脚色賞受賞のアレクサンダー・ペイン監督がメガホンを取った。

本編映像より公開されたのは、ダウンサイズこそが人生を変えるチャンスだと考え始めたマット演じるポールが、一足早くダウンサイズした同級生デイヴ(ジェイソン・サダイキス)とミニチュア生活について話し込むシーン。机上の空き箱に座った小さな同級生に向かって、資産増加のメリット、人口増加問題の解消という社会的意義などが大々的に謳われるダウンサイズについて興味津々に相談する。デイヴが「王のような生活」と表現するとニヤニヤが止まらず思わず吹き出してしまうが、小さくなったデイヴにとってはちょっとした吹息も強烈で…。マット演じる、どこにでもいそうな普通の男・ポールのちょっと抜けた雰囲気が愛おしく感じられる場面となっている。

★★メイン

ポールを演じたマットは、突飛なアイデアながらリアリティたっぷりに描かれるミニチュア生活に自身も大きな魅力を感じているようで「欲しいもの、快適さに必要なものは全てある。世界最大の屋内スキー場もある。もちろん、彼らのサイズでだけどね。地上の楽園で、気楽な生活を送れ、大きな世界では得ることの出来ない快適さが手に入るというわけだ。ダウンサイズが次第に魅力的に見えてくるよね」とコメント。一方、先に小さくなった同級生デイヴを演じたジェイソン・サダイキスは「デイヴにとってダウンサイズは経済的な利益をもたらすもので、その快適さに熱狂的なんだ。カントリークラブのゴルフ狂で、その運営もしている、そんな奴だと考えてみたよ」と、この軽妙なキャラクターの役作りにおける独自の視点を明かしている。

『ダウンサイズ』
3月2日(金) TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:マット・デイモン クリストフ・ヴァルツ ホン・チャウ クリステン・ウィグ 
配給:東和ピクチャーズ

【ストーリー】 人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。物語はノルウェーの科学者によって、なんと人間の体のサイズを13cmに縮小する方法が発見されるところから始まる。今や地球規模の社会問題として人類を悩ます人口過多問題が一気に解決する、「全人類縮小200年計画」が持ち上がるのだった。ネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送るどこにでもいる平凡な男ポール・サフラネック(マット・デイモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。彼らは少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束される縮小された世界に希望を抱き、13cmの身体で生きていくことを決意するのだったが-。

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