佐野岳、再びランナー役に「体力づくりは持続」映画『ふたつの昨日と僕の未来』製作発表記者会見

佐野岳主演による愛媛県新居浜市を舞台にした大森研一が描くヒューマンファンタジー映画『ふたつの昨日と僕の未来』の製作が決定。本作の製作発表記者会見が2月6日に都道府県会館で行なわれ、キャストの佐野岳、相楽樹、主題歌を歌う水樹奈々、監督の大森研一、石川勝行市長、愛媛県イメージキャラ・みきゃんが登壇した。

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監督は映画『瀬戸内海賊物語』『海すずめ』の大森研一。監督が自身の出身地である愛媛県を舞台に現実世界とパラレルワールドを奔走しながら自分の生き方を見つける若者の姿を描く。主演は「仮面ライダー鎧武/ガイム」の鎧武役をつとめ、昨年は大ヒット連続ドラマ「陸王」で竹内涼真演じる茂木裕人役のライバル、毛塚直之役を好演し更なる飛躍が期待される佐野岳。ヒロインにはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主人公常子の妹役を好演し、「嫌われる勇気」(フジテレビ)や「コウノドリ」(TBS)など話題のドラマに出演し続ける相楽樹が出演。主題歌には作品の舞台である愛媛県新居浜市出身で同市の観光大使も務める水樹奈々が担当している。

さらに今作品は市制施行80周年を迎える愛媛県新居浜市の完全協力をもとに全編同市でのオールロケで2月中旬から本作の撮影スタート予定。本作は新居浜市市制80周年記念映画としても据えられている。

以前は長距離ランナーとしてオリンピックを目指していた海斗役の佐野。「挫折をして市役所で働いている青年の役。僕自身もサッカーをやっていてプロを目指していたんですけど、実力も足りなかったし怪我で挫折もしました。不甲斐ない僕ですし、不甲斐ない海斗ですが、真摯に役に向き合っていければ」とコメント。続けて「今回ランナー役なんですけど、「陸王」という作品でもランナーをやっていたので(笑)」と、前回からしっかりと体力づくりを持続していることを明かした。

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海斗の彼女である真里乃役の相楽は「個人的にも、あの時ミスをしていなければどんな人生になっていたいんだろう、と考えることはあって、現実と理想の間で悩んでいる海斗にすごく共感できる。愛媛にはたくさん綺麗で神秘的なところがあると聞いたので、撮影できるのも楽しみ」と述べた。

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愛媛が自身の出身地であり、観光大使も務めるという水樹は「すごく嬉しいです。新居浜を舞台にどんな物語ができるんだろうと思っていましたが、脚本を読んだら子供の頃から慣れ親しんだ場所がストーリーに落とし込まれていて、監督すごすぎる!」と大森監督を絶賛。

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この日が初顔合わせだったこともあり、お互いの印象を聞かれた佐野は「監督の第一印象は愛情のある方。相楽さんは4年前に共演していたので、今回も楽しみ。水樹さんはとても声にパワーがある方なので、作品に力をしっかり入れてもらえるような主題歌が楽しみです」と笑顔でコメントしていた。

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『ふたつの昨日と僕の未来』
2018年秋以降公開
監督:大森研一
脚本:福田卓郎 大森研一
出演:佐野岳 相楽樹
主題歌:水樹奈々

(C)2018 映画「ふたつの昨日と僕の未来」製作委員会