【全起こし】「監督、興味ありますか?」伝説の漫画の映画化は二階堂ふみの発案!『リバーズ・エッジ』完成披露 舞台挨拶 全文掲載

岡崎京子による漫画が原作の映画『リバーズ・エッジ』が2月16日より全国ロードショーとなる。本作の完成披露舞台挨拶が1月31日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、監督の行定勲が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

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MC:本日は『リバーズ・エッジ』完成披露試写会にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。これより、キャストの皆様と監督をお招きして舞台挨拶という流れとなります。

それでは、本日の登壇者の皆様をお呼びいたします。皆さん、盛大な拍手をお願いします!二階堂ふみさん、吉沢亮さん、森川葵さん、上杉柊平さん、SUMIREさん、土居志央梨さん、そして行定勲監督!小沢健二「ラブリー」に乗せて皆さんにご登壇いただいております。

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それでは早速ですが、おひと方ずつご挨拶いただければと思います。まずは二階堂さん、お願いいたします。

二階堂:こんにちは、二階堂ふみです。今日は皆さん、完成披露試写会に来てくださり、本当にありがとうございます。私の中で本当に思い入れのある作品が、こうやって皆さんに届けられる日が来てとても嬉しく思います。今日は少しの時間なのですが、皆さんとこの時間を共有して、ぜひ皆さんにこの映画を楽しんでいっていただけたらなと思います。今日はありがとうございます。よろしくお願いします。

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MC:ありがとうございます。続いて吉沢さん、お願いします。

吉沢:皆さん、今日は来ていただき、本当にありがとうございます。今日初めてたくさんの方にこの映画を観ていただけるということで、すごくドキドキしております。皆さんがこの映画を観て何を感じるのかをとても楽しみにしております。今日は最後までよろしくお願いします。

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MC:ありとうございます。続いて森川さん、お願いします。

森川:皆さん、はじめまして。田島カンナ役を演じました、森川葵です。私は初めて観たときに、正直頭を何回もぶん殴られるような映画だなと思いました。それがすごく衝撃的で頭に鮮明に残るというか、そんな衝撃的な映画はとても久々に観た気がしたので、この映画を皆さんがこの後に観ると考えると、自分ももう一回早く観たいと思っているので、羨ましいなって思っているところです。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

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MC:ありがとうございます。続いて上杉さん、お願いします。

上杉:皆さん、こんにちは。上杉柊平です。僕はこの『リバーズ・エッジ』という漫画の原作を知らなくてですね、この映画に関わらせていただけることになって初めて読んだんですけど、その時に感じたエネルギーみたいなものとよくわからないもの、それは僕がこの映画を観させていただいた時にも感じて、それを今この2018年に、来ている皆さんがどう感じるのか楽しみでしょうがないです。ぜひ最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いします。

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MC:ありがとうございます。続きましてSUMIREさん、お願いします。

SUMIRE:はじめまして。こずえ役をやらせていただきましたSUMIREです。本日は多くの方に来ていただけてとても嬉しいです。私も去年初めて作品を観たんですけれども、若者たちがいろいろ悩んでいるものや闘っているものとか、いろんな気持ちを今日ここにいる皆さんと一緒にお話できたり楽しめたらいいなと思っています。ありがとうございます。

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MC:ありがとうございます。続いて土居さん、お願いします。

土居:はじめまして、こんばんは。土居といいます。この並びでお前誰?という感じなんですけど(笑)、私が一番思っています(笑)。めっちゃ緊張しています。私は去年の今日はまだこの作品が進んでいることは知らずに家でぼーっとしていたので、そこからいろんな素敵な出会いがあって、今日ここに立てて初めて皆さんにご覧いただくという、その全ての縁にすごく感動しています。衝撃作だと思います。今日はじっくり浸っていってください。ありがとうございます。

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MC:ありがとうございます。それでは行定監督、お願いします。

行定:お忙しい中、集まっていただいてありがとうございます。本来、この『リバーズ・エッジ』という伝説的な漫画の映画化には、できれば携わりたくなかった(笑)。岡崎京子は稀代の漫画家だと思います。素晴らしい作品で、いろんな世代に影響を与えたこの作品を映画化するなんていうのは、僕は蜂の巣に遭うんだと、サンドバッグみたいにボコボコにやられるんだと、そういうことを想像していましたが、ここにいる主演の二階堂ふみにほだされてですね、まんまと監督をやらされているという状況ではあるんですけど。正直、自分がこれを完成させたときに一番最初に思った感想は、「やっぱ岡崎京子ってすげぇや」っていう言葉です。それをとにかく今の若い人たちに感じてもらいたい。それを指針としてこの映画を完成させたので、ぜひとも最後まで楽しんで観ていただければと思います。よろしくお願いいたします。

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