『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は、『アイデン&ティティ』の系譜を受け継ぐ、田口トモロヲ監督10年ぶりの最新作。1978年の東京を舞台に、日本の音楽シーンに“インディーズ”という新しい価値観を生み出した若者たちのムーヴメントを、事実を基に描く青春音楽映画だ。

本作は、セックス・ピストルズの解散と同時代、スマートフォンもSNSも存在しない時代に、自分たちの音楽を自分たちの手で届けようとした若者たちの【D.I.Y.】精神にフォーカス。自主制作レコード、オールスタンディングのライブ、フェスの開催など、いまや当たり前となったカルチャーの原点を、名もなき若者たちの衝動と情熱として描き出す。
主人公は、パンクに衝撃を受け上京した青年カメラマンのユーイチ(峯田和伸)と、バンド「TOKAGE」のボーカル・モモ(若葉竜也)。『アイデン&ティティ』で田口監督と出会った峯田と、同作を愛し続けてきた若葉という“必然”のキャスティングが実現した。
さらに、ガールズバンド「ロボトメイア」のベーシスト・サチ役の吉岡里帆をはじめ、仲野太賀、間宮祥太朗、大森南朋、中村獅童ら、現在の日本映画界を牽引する実力派俳優陣が集結。1978年の東京に渦巻く熱狂と衝動を、圧倒的なエネルギーで体現している。
今回解禁された場面写真は、日本の音楽史を変えた若者たちの日常と決定的瞬間を切り取った全12点。自主制作レコードを誇らしげに見つめるユーイチ、モモ、サチの姿や、完成したレコードを手に夜の街を駆け抜けるシーン、間宮祥太朗演じる「軋轢」のボーカル・DEEPの熱唱シーン、仲野太賀演じる「解剖室」のボーカル・未知ヲが本番に向かう緊張感あふれるカットなど、1978年の東京に息づくリアルな熱量が写し出されている。
名もなき若者たちが“自分の音”を信じ、鳴らし続けた先に生まれた革命。その原点を描く本作は、音楽ファンはもちろん、すべての表現者の胸を打つ一本となりそうだ。











■作品情報
タイトル:『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
公開日:2026年3月27日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:田口トモロヲ
原作:地引雄一「ストリート・キングダム」
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
出演:峯田和伸、若葉竜也、吉岡里帆、仲野太賀、間宮祥太朗 ほか
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2026映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』製作委員会

