世界興収150億円超という驚異的ヒットを記録し、同時に激しい賛否を巻き起こしたインド映画『ANIMAL』が日本公開を迎える。第24回国際インド映画アカデミー賞で最優秀作品賞ほか最多9部門、第69回フィルムフェア賞でも最優秀主演男優賞ほか最多5部門を受賞し、インド映画界の賞レースを席巻した話題作だ。

物語の中心にいるのは、デリーの鉄鋼王の長男ランヴィジャイ。仕事一筋で家庭を顧みない父からの愛に飢え、心に深い孤独を抱えて育った彼は、ある事件をきっかけにアメリカへ渡る。成長後に帰国するも父との溝は埋まらず、失意の中で幼なじみのギタンジャリと結婚し再び渡米。しかし8年後、父が襲撃されたという報せが、彼を避けられない復讐の道へと引き戻す。
復讐を誓ったランヴィジャイは、ならず者を集め敵対者を追い詰めていくが、その行為は次第に暴走。宿敵の存在が明らかになるにつれ、家族への歪んだ愛と暴力が絡み合い、彼は人間性を失い“獣”へと変貌していく。容赦ないバイオレンス描写とダークヒーロー像、怒涛の展開、そして衝撃のラストまで、観る者を圧倒するエネルギーに満ちた一作だ。
主人公ランヴィジャイを演じるのは、ランビール・カプール。父バルビール役にアニル・カプール、妻ギタンジャリ役にラシュミカー・マンダンナ、宿敵アブラール役をボビー・デーオールが務める。監督・脚本はサンディープ・レッディ・ヴァンガ。解禁されたポスタービジュアルと場面写真は、「愛か、狂気か」というテーマを鮮烈に刻み込む。



■作品情報
タイトル:『ANIMAL』
公開日:2026年2月13日(金)
公開表記:グランドシネマサンシャイン 池袋、新宿ピカデリーほか全国順次公開
出演:ランビール・カプール、アニル・カプール、ラシュミカー・マンダンナ、ボビー・デーオール
監督・脚本:サンディープ・レッディ・ヴァンガ
製作年:2023年/インド
上映時間:201分
配給:ギークピクチュアズ
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