福山雅治主演映画『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(12月24日公開)の主題歌「木星 feat. 稲葉浩志」をフィーチャーした 90秒主題歌予告が解禁された。

今回の主題歌制作は、福山雅治が主演として作品の世界観に深く向き合う中で、「音楽の最強バディ」と言うべき稲葉浩志の存在が必然のように浮かび上がったことから始まった。仮編集された映画本編を確認した稲葉は、その映像が持つ静かな緊張感や登場人物たちの感情の糸を丁寧にすくい取りながら、あらかじめ福山によって形づくられていたメロディに言葉を吹き込んでいく作業へと踏み込んだ。
両者はそれぞれ海外での仕事や音楽活動に追われる多忙な日々の中、まず福山のプライベートスタジオで顔を合わせる。アコースティックギター1本を奏でる福山に、稲葉が仮歌で応えながらキーを探る──そんな貴重な“音の対話”とも呼べるセッションが実現した。その後もデータのやり取りを重ねながら、詞の世界観について細やかに共有し合い、メロディの細部に至るまで妥協なく磨き上げていく共同作業が続いた。
そうして生まれた「木星 feat. 稲葉浩志」は、ふたりの歌声が互いを照らし合うように響き合う“最強のラブソング”として完成した。映画のテーマと地続きの情緒を持ちながらも、ひとつの音楽作品として深い余韻を残すこの楽曲は、映画の公開と同日12月24日にデジタルリリースされる。
【福山雅治コメント】
大泉さん演じる護道さんとともに数々の難事件を解決してきた皆実さん。そんな皆実さんを心に宿しながら、音楽で最強バディを組ませていただくとしたら? それは、日本が生んだ史上最高のロックヴォーカリストである稲葉浩志さんしか考えられない、という厚かましい一択と揺るぎない直感でした。
今回、この大胆なオファーができたのは、僕の中の皆実さんが「稲葉さんにお願いしてみましょう!」と突っ走ったからとしか考えられません。 なぜなら、先日の東京ドームも拝見させていただきましたが、どの瞬間も全身全霊で歌い、オーディエンスの本能を刺激し続ける姿を目にし、今更ながら稲葉さんにオファーをしたことにひとりひっそりビビっている自分がいました。
今作「木星 feat. 稲葉浩志」は、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の核心を射抜く歌詞、力強くも深い包容力のある歌唱が刻まれています。そんな稲葉さんの表現に導かれたレコーディングは「創造のツボ押し」状態でした。自分一人のソングライティングでは生まれ得ないメロディ、転調、編曲、ジャケット、MV、様々なアイデアが湧いて、湧いて仕方なかったです。
永遠に終わりたくなかった稲葉さんとの創造が終わり、こうして皆さまに楽曲をお届け出来ることが心から嬉しくもあり、同時に寂しくもあります。この楽曲が皆さまの「心を照らす光」となることを願います。 
【稲葉浩志コメント】
福山さんと、音楽をやる歓びを感じながら、怒涛の勢いでやりとりをしながら、完成までの道程を楽しませていただきました。
なんと贅沢な時間だったでしょう。
我々の想いが詰まった“木星”がラストマンの世界を優しく彩ってくれることを祈っております。 
▼主題歌入り予告
■作品情報
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
脚本:黒岩勉
企画プロデュース:東仲恵吾
監督:平野俊一
配給:松竹
公開:2025年12月24日(水)全国ロードショー
ストーリー:
全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山雅治)と、警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)。無敵のバディは北海道で皆実の初恋の人・ナギサ(宮沢りえ)と再会する。彼女を追う謎の組織、情報を漏らす内通者――。絶体絶命の中、ふたりは“愛する人を守る”ため最後の戦いに挑む。
©2025 映画「ラストマン」製作委員会

