守りたい人がいる。その想いが、勇気になる――。鹿児島・天文館を舞台に、熱い人情と絆の物語を描く映画『天文館探偵物語』が、11月21日(金)に鹿児島県で先行公開、12月5日(金)に全国公開される。このたび、本予告映像と本ポスタービジュアル、主演・寺西拓人のコメントが解禁された。
予告映像は、密かに探偵業を営む主人公・宇佐美蓮(寺西拓人)が、アロハ姿で天文館モールを歩く印象的なシーンから始まる。シングルマザー・凪(大原優乃)が幼い息子の手を引き、怯えながら歩く姿、蓮の相棒・健斗(肥後遼太郎)の行動、そして「君はどうして、そこまで天文館を守りたいんだね?」という政治家・板倉(西岡德馬)の言葉が物語の核心を突く。
映像後半では、主題歌・C&K「相思相愛 with SOIL&“PIMP”SESSIONS」が軽快に流れ、街の再開発を知った蓮と健斗が動き出す様子が描かれる。最後には、蓮が凪に語りかける温かな言葉――「前を向いて歩くんだよ!下ばかり向いてたら光に気づかないだろ。」が心に残る、優しさと勇気に満ちた映像となっている。
公開された本ポスターでは、アロハシャツ姿の宇佐美蓮が夕暮れの鹿児島湾を背に立つ姿が印象的に描かれ、「守りたい人たちがいる。その想いが勇気になる。」というキャッチコピーが添えられている。街への愛情と人との絆をテーマにした温かいトーンが、作品のメッセージを象徴している。
【寺西拓人 コメント】
「同じ会社の仲間もたくさん出ていて、みんなで協力しながら楽しく撮影できました。路面電車が動く街中を自転車で走るシーンが印象的でしたね。鹿児島名物のキビナゴのお刺身を初めて食べたのも思い出です。人情溢れる天文館の魅力がたっぷり詰まった作品です。鹿児島で生きる皆さんの温かさを感じてください。ぜひお楽しみに。」
▼予告編
■作品情報
タイトル: 『天文館探偵物語』
公開: 2025年11月21日(金)鹿児島県先行公開/12月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
出演: 寺西拓人、大原優乃、肥後遼太郎、室龍太、高田翔、原嘉孝(友情出演)、SHIGETORA、西田聖志郎、新名真郎、西岡德馬
監督・脚本: 諸江亮
主題歌: C&K「相思相愛 with SOIL&“PIMP”SESSIONS」(ユニバーサル ミュージック)
音楽: 朝倉紀行
挿入歌: 宮崎奈穂子「Love Forever」(作詞・作曲:犬飼伸二)
製作: アイエス・フィールド/「天文館探偵物語」製作委員会
配給: アイエス・フィールド/S・D・P
ストーリー:
夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」に沸く鹿児島・天文館。バーで働きながら探偵業を営む宇佐美蓮は、相棒・健斗と共に脱走したペットの亀を探す依頼中に、DV夫から逃げてきたシングルマザー・凪と出会う。
凪の息子が誘拐される事件をきっかけに、再開発を進める政治家たちの陰謀に巻き込まれた蓮たちは、街と人々を守るために立ち上がる――。
Ⓒ2025「天文館探偵物語」製作委員会