10月2日（木）、恵比寿ガーデンプレイスで映画『爆弾』（10月31日公開）のジャパンプレミアが開催され、主演の山田裕貴をはじめ伊藤沙莉、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎、佐藤二朗、永井聡監督がレッドカーペットと舞台挨拶に登壇した。

秋晴れの中、会場に集まった熱狂的な観客の前に豪華キャスト陣が登場。割れんばかりの歓声を浴びながら歩く姿に、会場の熱気は一気に最高潮に。主演の山田裕貴は「率直に面白いものができたなと。みなさんに問いかけるような作品ができたので、自信を持ってお届けできます！」と力強く語り、作品への確信をにじませた。

伊藤沙莉も「お客さんとして観てもめちゃくちゃ面白くて、本当に『面白い』に尽きる映画」とコメント。染谷将太は「自分が出ていなかったら嫉妬するくらい素敵な作品」と語り、共演陣からも絶賛の声が相次いだ。

一方、寛一郎は「ファンの皆さんとの交流が濃厚で膀胱が“爆発”しそう（笑）」とユーモアを交えて会場を沸かせ、佐藤二朗は「『面白いから信じてくれ』と皆さんに伝えたい！」と熱弁。渡部篤郎と佐藤が互いにツッコミ合う場面では、豪華キャストの抜群のチームワークが垣間見えた。

上映前の舞台挨拶では、出演者たちが撮影現場でのエピソードを披露。山田は「原作の面白さにプレッシャーもあったが、細部までこだわり抜いた。二朗さんがよく言う『極上の映画体験』を届けられる」と語り、観客に大きな期待を寄せた。

伊藤は「原作から受けた衝撃を映像化するプレッシャーもあったが、胸を張って『面白い』と言える作品」と力強く語り、坂東龍汰は「観終わった後にずーんと来る人間くささが残る」と表現。

また、渡部篤郎が思わず涙ぐみ「タゴサクは二朗にしかできない」と語ると、佐藤二朗が「渡部さんから『お前を支えられるのが嬉しい』と電話をもらった」と明かし、深い信頼関係が感じられる一幕もあった。

『爆弾』は呉勝浩による同名小説を原作に、密室の取調室と東京の街を舞台にしたリアルタイム・ミステリー。謎の中年男「スズキタゴサク」が爆弾の存在を予告し、刑事・類家（山田裕貴）たちが極限の心理戦に挑む。予測不能の謎解きと迫力のアクションが融合した、まさに“令和最大の衝撃作”だ。

■作品情報
タイトル：映画『爆弾』
出演：山田裕貴　伊藤沙莉　染谷将太　坂東龍汰　寛一郎　片岡千之助　中田青渚　加藤雅也　正名僕蔵　夏川結衣　渡部篤郎　佐藤二朗
原作：呉勝浩「爆弾」（講談社文庫）
監督：永井聡
脚本：八津弘幸、山浦雅大
主題歌：宮本浩次「I AM HERO」（UNIVERSAL SIGMA）
配給：ワーナー・ブラザース映画
公開日：2025年10月31日（金）全国公開

©呉勝浩／講談社　2025映画『爆弾』製作委員会