アイルランド発のゴシック・サスペンス・ホラー『Oddity』が、邦題を『視える』として11月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開されることが決定しました。
物語の主人公は、盲目の霊能力者ダーシー。彼女は、不気味な木製マネキンを通じて、殺害された双子の姉・ダニーの死の真相に迫っていきます。事件は精神科病院の患者による犯行とされながらも、多くの謎を残したまま幕を閉じていました。
一年後、ダーシーは姉が命を落とした屋敷を訪れます。そこにはダニーの元夫テッドと、その恋人ヤナが暮らしており、妹が追い求める答えを阻むかのように恐怖と謎が広がっていきます。罪の償いをテーマに「目に見えない恐怖」を描いた物語は、アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』を想起させるとも評され、観る者を戦慄させる内容となっています。
本作は2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門にて観客賞を受賞。Rotten Tomatoesでは96%の支持率(9/18現在)を獲得し、The Guardian紙からも「ゴシックとJホラーを思わせる巧みな演出」と高評価を受けています。
邦題決定と同時に解禁された日本版ポスターには、盲目の霊能力者ダーシーと木製マネキンが不穏な闇の中に浮かび上がる姿が描かれています。大きく配された『視える』の文字には人間の眼が重ねられ、得体の知れない不安を可視化。キャッチコピーは「恐怖は音もなく、静かに増幅していく。」と掲げられ、惨劇が再び動き出す予感を漂わせています。
■作品情報
タイトル:『視える』
原題:ODDITY
監督・脚本:ダミアン・マッカーシー
撮影:コルム・ホーガン
編集:ブライアン・フィリップ・デイヴィス
衣裳:スザンヌ・キーオ
音楽:リチャード・ミッチェル
出演:グウィリム・リー、キャロリン・ブラッケン、タイグ・マーフィー、キャロライン・メントン、ジョナサン・フレンチ、スティーブ・ウォール
公開日:2024年11月7日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
上映時間:98分
製作国:アイルランド
配給:アンプラグド
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