第77回カンヌ国際映画祭<監督週間>に正式出品され、RottenTomatoesで100%フレッシュ(2025年6月23日現在)を獲得した注目作『さよならはスローボールで』が、10月17日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。このたび、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。
今回解禁された本予告では、電気グルーヴのピエール瀧がナレーションを担当。草野球を愛する瀧ならではの温かみのある語り口で、最後の試合に臨む男たちのユーモラスかつ切ない姿を映像に重ねる。「草野球場に集まってくる奴らってのはさ、やっぱ色々あるのよ。でも来るのよ。」と瀧自身の経験に基づいたコメントも寄せられ、観る者をぐっと野球場へ引き込む仕上がりだ。
予告編は、フレデリック・ワイズマンの声による試合開始の合図から始まり、ウォーミングアップや転倒する様子など、等身大の草野球チームの日常を映し出す。一方で「今日が最後の試合」という事実を前に、特別なことはせず“いつも通り”を貫く男たちの姿が胸を打つ。子どもから発せられる「大人って必死だね」という台詞が、この一戦への彼らの想いを際立たせる感動的な映像となっている。
併せて解禁された本ポスターは、野球場で両チームのメンバーが肩を並べて笑顔を見せる集合写真風のデザイン。大好きな野球を通じて集まった男たちの朗らかな表情が印象的で、ここにしかない“中年の青春”を感じさせる仕上がりとなっている。
▼本予告
■作品情報
『さよならはスローボールで』
公開日:2025年10月17日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本・編集:カーソン・ランド
制作:オムネス・フィルムズ
出演:キース・ウィリアム・リチャーズ、ビル・“スペースマン”・リー、クリフ・ブレイク、フレデリック・ワイズマン(声の出演)
2024年/アメリカ・フランス/英語/98分/シネスコ/カラー/5.1ch/G
原題:Eephus
日本語字幕:田渕貴美子
配給:トランスフォーマー
ストーリー:
地元で長く愛されてきた野球場<ソルジャーズ・フィールド>は、中学校建設のため取り壊しが決まっていた。毎週末を共に過ごしてきたチームメイトたちは、この場所に別れを告げるべく“最後の試合”を始める…。
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