TikTokで200万回再生を突破し、重版を重ねた斜線堂有紀の小説『恋に至る病』が、この秋ついに実写映画化される。主演は「なにわ男子」の長尾謙杜と、実力派女優・山田杏奈。監督は『月の満ち欠け』で日本アカデミー賞を受賞した廣木隆一が務める。
今回新たに解禁された場面写真で注目を集めるのは、AmBitiousのメンバー・真弓孟之。彼にとって本作が記念すべき映画初出演となる。演じるのは、学級委員を務める井出翔太。転校したばかりの主人公・宮嶺(長尾謙杜)に声をかけたり、同級生の不審死後にクラスを落ち着かせたりと、信頼感にあふれる存在だ。
真弓自身の持つ爽やかでまっすぐな魅力が役柄に自然に重なり、唯一無二のキャラクターを作り上げている。解禁写真では、学級委員らしい落ち着きと、人を安心させる空気感が印象的に切り取られている。
本作のプロデューサーは「初出演とは思えない落ち着きと堂々とした演技でした。ご自身の芯の通ったまっすぐな魅力が役柄をさらに輝かせてくれた」とコメント。さらに「今後もさまざまな作品で活躍していくことを期待しています」と、俳優としての将来性に太鼓判を押している。
「芯の通ったまっすぐな魅力が、この役柄をさらに輝かせてくれた」と、自らも役に対する手応えを語った真弓。舞台や音楽活動で培った表現力を武器に、初の長編映画出演ながら現場を驚かせる存在感を見せつけた。
また、所属事務所の先輩でもある長尾謙杜との共演も見どころのひとつ。関西出身同士ということもあり、現場では自然に言葉を交わし合い、和やかな雰囲気をつくり出したという。映画の中でもその関係性が自然に映し出されており、物語にリアリティを与えている。
■作品情報
タイトル: 『恋に至る病』
公開日: 2025年10月24日(金) 全国公開
出演: 長尾謙杜、山田杏奈、醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、真弓孟之(AmBitious)/忍成修吾、河井青葉/前田敦子
監督: 廣木隆一
原作: 斜線堂有紀『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
脚本: 加藤正人、加藤結子
音楽: 加藤久貴
主題歌: Saucy Dog「奇跡を待ってたって」(A-Sketch)
配給: アスミック・エース
映倫指定: PG-12
Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会