伝説的ロックバンド、ザ・フーが1977年にロンドン・キルバーンで行った貴重なライヴ映像を収録した映画『ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977』が、8月29日(金)より公開される。本作は長らくファンの間で「幻」とされてきたパフォーマンスをスクリーンで体感できる、音楽映画史に残る一本だ。
今回の公開に際して、日本の音楽シーンを代表するアーティストや関係者から熱いコメントが寄せられた。
加藤ひさし(The Collectors)
「⽼いぼれる前に死にたいぜ!」と歌いステージの上でギターを粉々に破壊したと思えば、ロックオペラを作ってクラシック界までビビらせて、おまけにロンドンオリンピックの閉会式ではトリをかざったイギリスの⾄宝。ザ・フーはロックンロールの全てを持ち合わせたバンド。というか彼らこそロックンロールそのものなんだよ。ザ・フーを⾒なきゃロックンロールを体験した事にならないってこと。
ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)
上⼿くタムが回せなくても
歌詞を間違えても
指が回らずフレーズが繋がらなくても
肝⼼のキメが揃わなくても
誰がなんと⾔おうが、かっこいい。
「世界で1番The Whoが上⼿な4⼈」が⼤好きです。
クリス・ペプラー(ラジオDJ)
唸る、魅せる、以⼼伝⼼、粗削り、これぞロックショー!
アラン J(ラジオDJ)
この荒々しさがロックだ!
ピーター・バラカン
奇しくも同時期の公開となった「キッズ・アー・オールライト」のために開催され、結局お蔵になったこのコンサート映像は、⾒れば分かるように⾊々と問題がありますが、あの4⼈が発するエネルギーには圧倒されます。
あわせて解禁された予告編では、ピート・タウンゼントのギター・クラッシュやロジャー・ダルトリーの圧巻のヴォーカルといった、ザ・フーの真骨頂が次々と映し出される。ステージ上で爆発する彼らのエネルギーが、当時の熱狂をそのまま蘇らせるかのようだ。
▼予告動画
■作品情報
タイトル:『ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977』
公開日:2025年8月29日(金)
内容:ザ・フーが1977年にロンドンのキルバーンで行った歴史的ライヴを収録した映像作品。ファン必見の「幻のライヴ」がスクリーンによみがえる。
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