オスカー女優ダイアン・キートン主演のコメディ映画『アーサーズ・ウイスキー』が、2025年1月17日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルが披露された。
発明家だった夫を亡くしたジョーン(パトリシア・ホッジ)が、 2人の親友リンダ(ダイアン・キートン)とスーザン(ルル)と共に、夫の作業場を片付けていると、秘密裏に蒸留されたウイスキーを発見する。ウイスキーを飲んで寝入ってしまった3人が目覚めると、身体が若返っていることに気づき、バーやナイトクラブに繰り出したものの、自分たちが若い精神を持ち合わせておらず、数時間で体も元に戻ってしまった。
ウイスキーが残っている間に願望を叶えようと思った彼女らは、やりたいことリストを作成して、一番の夢であるラスベガス旅行を決行する。ラスベガスで過ごすうちに、ありのままの自分でいることの大切さを知った3人だったが、ある日事件が起きてしまう…。
予告編は、冒頭、主人公であるシニア女性、リンダ、ジョーン、スーザンが紹介される。その3人が亡くなったジョーンの夫アーサーが発明したウイスキーを飲んで、目覚めると突然20代に若返ってしまう驚きの展開。若い身体を手にした3人は今風のファッションを決め込み、昔を思い出してナイトクラブへ繰り出すが、中身は70代のまま。さらに、飲み過ぎて寝入ってしまい、元の身体に戻ってしまったスーザンを見た男が「母のスパイか!」となじるシーンも。後半、人生最後の冒険として、「年齢なんて関係ない!」とラスベガス旅行を決意し、大はしゃぎする彼女たちは、逆に年齢を感じさせない。そして終盤、「残りの人生をどうするか?」「自分を愛しているか?」「新しいことに挑戦することが若さ」という言葉から、自分の人生について考え、悩む3人が描かれる。そんな彼女たちが、ボーイ・ジョージのステージに上がって楽しむ姿からは、「ありのままの自分」で生きることの大切さを感じさせる。そして、ラスト、「人生を諦めるな」「年齢なんてただの数字」という言葉からも、笑いとともに、今を幸せに生きるヒントが詰まっている。
『アーサーズ・ウイスキー』
2025年1月17(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:スティーヴン・クックソン
出演:ダイアン・キートン パトリシア・ホッジ ルル ボーイ・ジョージ
配給:AMGエンタテインメント
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