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“セリフなし映画”の名匠ファイト・ヘルマー最新作！2つのゴンドラが世界をすこし幸福にする物語『ゴンドラ』11月公開！

2024年8月14日

“セリフなし映画”の名匠ファイト・ヘルマー最新作で、昨年の東京国際映画祭で上映されたドイツ・ジョージア合作映画『ゴンドラ』が、11月1日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルが披露された。

本作は、昨年の東京国際映画祭でワールド・プレミアされ、賞には絡まなかったものの、「どんなに落ち込んでる⼈が⾒ても笑顔になる」「着替えするゴンドラがすごい！想像⼒の勝利！」など観客の⼈気を集めたドイツ・ジョージア合作映画。

舞台は、コーカサス⼭脈の⻄、ジョージア（旧グルジア）の⼩さな村。ゴンドラ（ロープウェイ）の乗務員として働き始めたイヴァ。もう1台のゴンドラの乗務員はニノ。駅⻑は威張り屋のおじさんで、その態度ときたら腹が⽴つことばかり。だけど、2⼈は負けてはいない。すれ違うゴンドラで2⼈が交わし合う奇想天外なやりとりは、まるでゴンドラ合戦。その楽しさは、やがて地上の住⺠も巻き込んでいく…という物語。

監督は『ツバル TUVALU』、『ブラ！ブラ！ブラ！胸いっぱいの愛を』の“セリフなし映画”の名匠ファイト・ヘルマー。⽇本公開作が多いわけではないが、その唯⼀無⼆の独特な世界観にはファンが多い。熱⼼なファンが集まった昨年の東京国際映画祭の上映後Q&Aで、監督は「セリフがないから⽣まれる映画的瞬間を⾒てほしい」と語ったが、まさにセリフがないからこその映画的喜びに溢れた作品だ。