「ヤングマガジン」で現在人気連載中の漫画「マイホームヒーロー」が、佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江ら豪華キャスト共演で、10月に連続ドラマ化、そして2024年春に劇場公開されることが決定した。併せて、ドラマ版の特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。
2017年より「ヤングマガジン」で連載をスタートし、累計330万部を突破、現在も大人気連載中の「マイホームヒーロー」は、今年4月にTVアニメ化。平凡なサラリーマンが、愛するひとり娘の〈彼氏〉を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な物語の幕開けがSNS上を大きく賑わせ、過激なテーマゆえ、一部では「実写化は不可能では?」ともウワサされてきた。
“娘を守るために”殺人犯になった父。夫の秘密を守り、支える妻。そして何も知らない娘。推理小説オタクの“ただのおじさん”は、家族を守るために命を懸けた絶対に負けられない闘いに挑む。鳥栖哲雄は“家族のヒーロー”か、それとも“ただの犯罪者”か…?サラリーマンVS半グレ組織。次々に巻き起こる日常ではありえない、常軌を逸した展開にお父さん、大ピンチ!?1秒たりとも目が離せない、ノンストップファミリーサスペンスがこの秋、禁断のドラマ化。さらに、来春、怒涛のドラマシリーズを経て、運命の映画化となる。
おもちゃ会社で働くごく普通のサラリーマンで、家族を守るため〈殺人〉を犯してしまう主人公・鳥栖哲雄(とす・てつお)役には、数々の話題作に出演し、2024年にはNHK大河ドラマ「光る君へ」の出演が控える佐々木蔵之介。哲雄を殺人犯と疑い、執拗に追求する半グレ集団のリーダー格・間島恭一(まじま・きょういち)役には、なにわ男子の高橋恭平。鳥栖家の一人娘・鳥栖零花(とす・れいか)役には、長年エースとしてグループを牽引した乃木坂46卒業後、本作が初のドラマ&映画出演作となる齋藤飛鳥。哲雄の妻で、良き理解者・鳥栖歌仙(とす・かせん)役には『ぐるりのこと。』で第32回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など多数の賞を受賞した木村多江。そして、鳥栖一家を追い込んでいく犯罪組織「間野会」のメンバーとして、吉田栄作、音尾琢真、淵上泰史、内藤秀一郎が集結。
監督を務めるのは、「ドラゴン桜」「グランメゾン東京」「ユニコーンに乗って」など数々の人気ドラマに演出として参加した、青山貴洋。本作が劇場長編映画デビューとなる。
【キャスト・スタッフ コメント】
■佐々木蔵之介(鳥栖哲雄役)
娘の彼氏を殺してしまった事から物語は始まります。罪を犯し後戻り出来ず、警察から追われ、組織から狙われ…それでも、男は逃げない。知恵と勇気と家族への愛が、いつしか鳥栖哲雄をヒーローに仕立てます。登場シーンの9割がピンチ、撮影中は毎日血塗れでボコボコ。その最悪が、最高でした。超最高の原作に敬意を表し、スタッフキャスト一丸で没入し挑んだ「マイホームヒーロー」、ご期待ください。
■高橋恭平(間島恭一役)
僕が演じる間島恭一は半グレで悪い事を当たり前のように行っていますが、本当の思いだったり芯がしっかりあって、根はいいやつなんです!今回オファーを頂いた時、嬉しさと不安が半々でした。どう演じようか、間島恭一の全てが僕の初めてでした!原作を読み、研究しつつ自分なりにどうすればいいかを考えて、監督と話し合いながら、そしてキャストの皆さん、スタッフの皆さんに支えてもらいながら自分にできる精一杯の事はできたかなと思います!原作もちょー面白いですから実写版もちょー面白く仕上がってると思います!是非、楽しみにしててください!!
■齋藤飛鳥(鳥栖零花役)
あたたかな家族、穏やかな毎日、それらが守られているのがなぜなのかを知ることは、大人になることと同じなのかなあと思いました。不安もありましたが、私のやれることはそもそも少ししかないと考えたら、あとは周りのキャストのみなさん、スタッフのみなさんが引き上げてくださいました。みなさんのおかげです。正義や悪で区別するには難しい、愛のある物語だと思います。最高の原作、映像になるとどんな化学反応が起こるのか、とっても楽しみです。
■木村多江(鳥栖歌仙役)
私の役は、少しずれていますが、家族を守ろうとする、時に大胆な人です。原作があり、それをリスペクトしつつ、初めて見る方々にも楽しんでいただくには、役をどう作るか、、非常に悩みました。でも、キツイ撮影をみんなで乗り越え、今は楽しんでいただきたいという思いでいっぱいです。原作のファンの方も、初めてご覧になる方も、私たちと同じジェットコースターに乗ってしまったつもりで、ドラマから映画まで、是非一緒に、スリルを楽しんでいただけたら嬉しいです!
■吉田栄作(麻取義辰役)
僕は今回主演の佐々木蔵之介さんが演じる、鳥栖哲雄と、深い訳あって大きく敵対する人物、麻取義辰を演じさせていただきました。原作である漫画を読ませていただいたかぎりでは、この難解な人物像をどの様に演じるか、自分自身の内でかなり模索しました。ある時ふと気づいたのは「麻取の思いは、哲雄の思いと同じ」ということでした。そして原作という素晴らしい絵コンテがあるじゃないか!ということ。劇中では、哲雄と麻取の距離が少しずつスリリングに近付いて行きます。そして最後は…。僕自身もテレビシリーズ、そして映画の完成を楽しみにしています。
■音尾琢真(窪役)
のめり込む様に読んだマイホームヒーローの一員になる事ができて、とても光栄に思います。窪は、主人公に対して常に圧をかけていく役柄になりますが、原作では、後々新たな魅力を発揮してファンの方も多いキャラクターだと思います。私自身もファンなので、演じるのが私ですみませんという気持ちはありつつも、今回ドラマ化された範囲でマイホームヒーロー全体の世界観が垣間見えるようにできていると幸いです。蔵之介さんをはじめ出演者の皆様もスタッフも一丸となって、試行錯誤の連続で作り上げました。ご覧になる皆様に、美しい家族の絆が届きますよう願っております。
■淵上泰史(竹田役)
半グレ組織のメンバーで、組織で中でも最古参の 1 人でもあります。歳の離れた恭一とはいつも対立しあう仲ですが、心のどこかで認めていたり、後輩思いなところもある実は優しい人なんじゃないかなと思います。でも今回、佐々木蔵之介さんにはほとんど酷い事ばかり…申し訳ないなぁと思いつつ、酷い事を振り切って思いっきり楽しみながらやり切りました。すいません。笑 とにかく原作ファン並びに初めての方にも、ドキドキする内容になっていますので、ぜひ楽しんで観て頂けたらと思っております。
■内藤秀一郎(麻取延人役)
麻取延人を演じさせていただきました内藤秀一郎です。鳥栖零花の彼氏で、暴力を振るったり、過去に殺人を犯してたりという極悪人を演じました。自分が経験したことのない役柄だったので、この役を演じ切れるかとても不安でした。そのために体重を数キロ落とし、狂気的に見えるよう、そして延人の雰囲気に近づけるように役作りを頑張りました。いつもと違う自分の演技をみていただければ嬉しいです!皆様是非ご覧ください。
■山川直輝(原作)
とても有り難いことに、“マイホームヒーロー”を心から愛してくれている人たちによる実写化が決まりました。撮影見学に行かせていただいた際にも、スタッフのみなさまだけじゃなく、佐々木蔵之介さんや木村多江さんをはじめとした出演者の方々に「読んでます。本当に面白いです!」などと言っていただき、「作品を読んでくださっているあの俳優さんたちが演じてくれるんだなあ」と不思議で、そしてうれしい気持ちになりました。ぜひ御覧ください。
■朝基まさし(漫画)
読者の方々が想像していた「実写化ならこの役者さん!」にいつも佐々木蔵之介さんのお名前が挙がっていました。そして、その方に実際に演じてもらえるこの喜び!家族を守るために人を殺してしまった主人公…。きっと漫画やアニメとはまた違った、よりリアルな緊張感を持った作品に仕上げていただけるスタッフ、キャストであると、僕も今から楽しみにしています!
ドラマイズム「マイホームヒーロー」
2023年10月24日(火)よりMBS/TBSほかで放送スタート ※初回は1・2話連続放送
MBS 10月24日(火)1・2話放送 毎週火曜24:59~
TBS 10月24日(火)1・2話放送 毎週火曜25:28~
監督:青山貴洋 棚澤孝義 山本大輔 森裕史
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし
出演:佐々木蔵之介 高橋恭平(なにわ男子) 齋藤飛鳥 淵上泰史 内藤秀一郎 音尾琢真 吉田栄作 木村多江
【ドラマ版ストーリー】 ただ家族と平穏に過ごすことだけが生きがいの平凡な男。その変わらない日常が突然の終わりを告げたのは、47歳の誕生日だった…。しがない会社員・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)は、一人娘・鳥栖零花(齋藤飛鳥)や愛する妻・歌仙(木村多江)とともに穏やかな毎日を送っていた。誕生日の日、哲雄は一人暮らしをしている零花と久しぶりに会えて、祝ってもらえることを楽しみにしていた。しかし、その前に現れたのは、顔に殴られたあざがあり、明らかに“何かがあった”零花だった。問い詰めても答えない娘を心配した哲雄は、こっそり零花のマンションを訪ねると…荒れ狂う彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)がやってくる。咄嗟にクローゼットに隠れる哲雄だったが、延人が元カノをかつて殴り殺したことや零花にも危害を加えようとしていることを知ってしまい…。愛する家族のため、これまで一度も刑法を侵さずに生きてきた哲雄はある決意をし、行動に出る。娘の彼氏を殺してしまい、今日から、殺人犯となった哲雄は、延人の仲間である犯罪組織に属し、哲雄に疑念を持つ間島恭一(高橋恭平)ら、半グレ集団に激しく追い詰められ、一進一退の攻防を余儀なくされる。唯一の趣味がミステリーである“ただのお父さん”が選んだ道は…。
「映画 マイホームヒーロー」
2024年春 全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS