ケイト・ブランシェット、音楽フェスでユニークダンスを披露!スパークスのステージに出演

『ブルージャスミン』、『TAR/ター』などで知られるケイト・ブランシェットが、イギリスの大型音楽フェス、グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)にサプライズ出演した。

▼ケイト・ブランシェット スパークスのインスタグラム(sparks_official)より ※以下写真すべて

6月21日から25日にわたってイギリスにて毎年恒例の大型野外音楽フェス、グラストンベリー・フェスティバルが開催。3日目にポップ・デュオ、スパークスのステージが行われ、ケイトがダンサーとしてゲスト出演した。

スパークスが今年3月にリリースした楽曲「The Girl is Crying in Her Latte」のMVに出演して話題になったケイト。グラストンベリー・フェスでは同曲のパフォーマンスで登場し、イエローのスーツに黒いシャツ、真っ赤なヘッドフォンと緑のサングラスというファッションスタイルでユニークなダンスを披露してMVを再現した。

スパークスは公演後に観衆をバックにしたケイトとの記念写真をインスタグラムでシェアし、「ワオ、グラストンベリー・フェスティバル!!ありがとう!!そして、最高にクールなケイト・ブランシェットに心から感謝します!」と投稿。会場には2021年に公開されたスパークスのドキュメンタリー映画『スパークス・ブラザーズ』の監督を務めたエドガー・ライトも来場し、彼を交えたバックステージショットも公開されている。(ケイトはエドガーが監督を務めた2007年の映画『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』にカメオ出演したことがある。)

▼ケイト・ブランシェット(中央)、スパークスのロン・メイル(左上)とラッセル・メイル(上)

▼(左から)ラッセル・メイル、ケイト・ブランシェット、エドガー・ライト、ロン・メイル

▼スパークス「The Girl is Crying in Her Latte」のグラストンベリー・フェスティバル パフォーマンス映像

▼スパークス「The Girl is Crying in Her Latte」のMV

米メディア「Variety」によると、ケイトとスパークスのメンバーであるロン・メイルとラッセル・メイルは、2022年2月にフランス・パリで開催されたセザール賞授賞式で出会った。授賞式ではケイトはセザール賞名誉賞を受賞、スパークスは原案と音楽を手掛けた2021年のミュージカル映画『アネット』で最優秀オリジナル音楽賞に輝いた。

スパークスは今年4月にMVのビハインド映像をインスタグラムで公開し、ケイトとのコラボが実現したきっかけを明かしている。「1年前にパリで行われたセザール賞授賞式でケイト・ブランシェットと会いました。ケイトは私たちの楽屋に来て自己紹介してくれました。そして、彼女が実はスパークスのファンだと知って驚きました。『The Girl is Crying in Her Latte』のMVを撮影することになり、誰かに連絡してMVに登場してもらうならケイトが一番だと思いました。曲を送ると、彼女は『最高ですね。出演します』と答えてくれました」

現在54歳のケイトは、今年5月に公開された映画『TAR/ター』で2023年の第95回アカデミー賞主演女優賞にノミネート。今後の出演作に、人気ゲームの実写化となる新作映画『ボーダーランズ(原題)』などがある。

50年以上のキャリアを持つスパークスは、今年5月に26枚目となるニューアルバム「The Girl is Crying in Her Latte(涙のラテ)」をリリース。7月には来日公演を控えている。