役所広司「もともと菅田ファン」菅田将暉「“役所広司教”なんで」念願の初共演に歓喜!

門井慶喜の直木賞受賞作を『八日目の蟬』『いのちの停車場』など、日本中に感動を巻き起こしヒット作品を生み出してきた成島出監督が、主演に役所広司、共演に菅田将暉、森七菜を迎えて描く究極の親子愛『銀河鉄道の父』が、5月5日より公開される。このほど、4月5日にイイノホールにて完成披露試写会が行われ、キャストの役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯、そして成島出監督が登壇した。

菅田とは本作で初共演となった役所は、共演の感想について「最高です、最高です(笑)。もともと菅田ファンでしたし、いつか一緒に」という思いがあったことを明かし、「宮沢賢治という役が菅田くん以外には思いつかないぐらい菅田くんに合っている役」とコメント。

これに対して菅田は、「恐れ多いですよね。“役所広司教”なんで、僕は」と恐縮しつつも、「こんな幸せな時間がないっていう感じでした。宮沢賢治役で成島組もすごい楽しみでした」とコメントした。

MCから「共演は楽しかったですか?」と聞かれた菅田が、「楽しかったです、ずっと」と述べると、役所も「喧嘩もしてなくて、楽しかった(笑)」と笑顔で撮影を振り返っていた。

『銀河鉄道の父』
2023年5月5日(金)より公開
監督:成島出
原作:門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)
主題歌:いきものがかり「STAR」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
出演:役所広司 菅田将暉 森七菜 豊田裕大 坂井真紀 田中泯
配給:キノフィルムズ

【作品概要】宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人工宝石、宗教と我が道を行く賢治。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも…。宮沢賢治の生涯を、父親の視線を通して活写する、究極の親子愛を描いた傑作にして、第158回 直木賞受賞作の『銀河鉄道の父』、待望の映画化。

©2022「銀河鉄道の父」製作委員会