偏屈な老人と傷ついた女の心にジャズの音色があかりを灯す『リ、ライト』予告編

川越を舞台に描く、愛とジャズと感動の物語『リ、ライト』が9月17日より川越スカラ座にて、23日より池袋シネマロサにて公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

ある日、クラブシンガーを名乗る水崎洋子(梅宮万紗子)が、アンティーク照明の修理店を営みながら一人で静かに暮らす老人・野口藤吾(大森博史)のもとに、藤吾の息子・耕輔の子をお腹に宿しているといってやって来た。20年前に行方をくらませたきり、何の音沙汰もない耕輔。藤吾は、洋子の素性を怪しみ、店から追い出そうとするが、行くあてのない洋子の体を気遣い渋々一晩店に泊めることになる。そして一晩のはずが、洋子との奇妙な生活が始まってしまう。やがて、人との交流を避けるように静かに暮らしていた藤吾の生活に、洋子は少しずつあかりを灯し始めるのだった。

公開された予告編は、一人暮らしの老人・野口藤吾のもとに突然現れたクラブシンガーを名乗る水崎洋子とのどこかギクシャクした出会いで幕を開ける。いつしか藤吾のもとにいついてしまった洋子との奇妙な関係。やがて頑固で偏屈な老人の心と傷ついた洋子の心は、ジャズという音楽によって明るく前向きになっていく。人との出会いと音楽が人を幸せに彩る様が描かれる映像に仕上がった。

川越を舞台に描かれる本作の場面写真。メインとなるのは、本作の名シーンとも言える、生演奏のシーンから切り取られた。音楽を奏でる者、音楽に集う者たちの素敵な場面写真とともに、物語前半の洋子と水崎の不穏な関係性を映し出したシーンも切り取られている。

『リ、ライト』
2022年9月17日(土)より、川越スカラ座にて公開
2022年9月23日(祝)より、池袋シネマ・ロサにて公開
監督・脚本・編集:一ノ瀬晶
出演:梅宮万紗子 大森博史
配給:トリプルアップ/クロスメディア

【ストーリー】 ある日、クラブシンガーを名乗る水崎洋子(梅宮万紗子)が、アンティーク照明の修理店を営みながら一人で静かに暮らす老人・野口藤吾(大森博史)のもとに、藤吾の息子・耕輔の子をお腹に宿しているといってやって来た。20年前に行方をくらませたきり、何の音沙汰もない耕輔。藤吾は、洋子の素性を怪しみ、店から追い出そうとするが、行くあてのない洋子の体を気遣い渋々一晩店に泊めることになる。そして一晩のはずが、洋子との奇妙な生活が始まってしまう。やがて、人との交流を避けるように静かに暮らしていた藤吾の生活に、洋子は少しずつあかりを灯し始めるのだった。

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