MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）の『スパイダーマン』シリーズ第3弾に出演するトム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロンが、最新作のタイトルをインスタグラムでそれぞれ発表したが、ファンだけでなく、出演する3人も混乱する事態となった。
▲トム・ホランド（左）、ゼンデイヤ（中央）、ジェイコブ・バタロン（右）
トム・ホランドのインスタグラム（tomholland2013）より
2017年公開の第1弾『スパイダーマン：ホームカミング』、2019年公開の第2弾『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』に続きジョン・ワッツ監督がメガホンをとるシリーズ第3弾は、12月17日の米国公開を目指して撮影が進行中。
主演を務めるトムは、「『スパイダーマン』の新作のタイトルを発表することができてワクワクしているよ。僕たちが取り組んできたことをみんなに見てもらうのが待ちきれない。アトランタより愛を込めて」と投稿。ピーター・パーカー／スパイダーマン役のトム、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブが揃った場面写真が初公開された。
そして、本作のタイトルは『スパイダーマン：フォン・ホーム（Spider-Man: Phone Home）』と発表。“フォン・ホーム”は、1982年の大ヒット映画『E.T.』の台詞でも有名だが…。
▲トム・ホランドのインスタグラム（tomholland2013）より
コメント欄でファンたちがざわめく中、トムの投稿にジェイコブが「待って、なんで君のタイトルは違うの?!?」と返信。そんなジェイコブは「ここでしか公開されないスチールを楽しんでね。僕たちからの特別な贈り物だよ」と投稿。場面写真を投稿すると同時に「僕たちの新作のタイトルをシェアできて興奮してるよ！！」と、新作のタイトルを『スパイダーマン：ホーム・レッカー（Spider-Man: Home-Wrecker）』と発表した。
▲ジェイコブ・バタロンのインスタグラム（lifeisaloha）より
▲ジェイコブ・バタロンのインスタグラム（lifeisaloha）より
トムとジェイコブが発表した新作タイトルが異なり、トムは「待って、どういうこと?!?!?!?」、ゼンデイヤは「混乱してる」と反応し、戸惑いを隠せない様子。
その後、ゼンデイヤも「『スパイダーマン』の新作のタイトルを発表できて嬉しい」と、場面写真とともにタイトルを発表。トムとジェイコブが発表したタイトルとは異なる『スパイダーマン：ホーム・スライス（Spider-Man: Home Slice）』と伝えた。
▲ゼンデイヤのインスタグラム（zendaya）より
▲ゼンデイヤのインスタグラム（zendaya）より
発表された3つのタイトルには、前2作のタイトルにも含まれている“ホーム（Home）”が共通しているが、ますます混乱する事態に。ゼンデイヤの投稿に、トムは「わかった…もういい！（監督の）ジョンに連絡する」、ジェイコブも「こんなのおかしいよ…みんなでジョンと話し合わなきゃ！！」とメッセージを送り、キャストたち本人も困惑しているようだ。
ジェイコブが発表した“ホーム・レッカー”は“家庭を壊す人”、ゼンデイヤが発表した“ホーム・スライス”は“親友”を意味し、今回の3人の投稿はジョークなのか…。
※その後、正式タイトル（原題）は、『Spider-Man: No Way Home（スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム）』に決定し、発表された。
『スパイダーマン』シリーズ第3弾には、トム、ゼンデイヤ、ジェイコブらが続投し、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチも出演。ストーリーの詳細は明らかになっていないが、2014年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で悪役のエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックス、2004年公開の『スパイダーマン2』で悪役のドック・オク役として登場したアルフレッド・モリーが参戦することが報じられている。
