『キューティ・ブロンド』、TVシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ」などに出演したリース・ウィザースプーンが、『アントマン』シリーズで知られるポール・ラッドと1996年に撮った懐かしの“セルフィー”を自身のインスタグラムで公開した。
▲リース・ウィザースプーン(左)、ポール・ラッド(右)
リース・ウィザースプーンのインスタグラム(reesewitherspoon)より
現在44歳のリースは、約24年前にポールと撮った懐かしのフォトをアップし、「ちょっと待って…ポールと私、1996年に“セルフィー”を撮ってたの?」と投稿。今ではすっかり世の中に定着した“セルフィー”という言葉は2000年代前半に登場したが、時代を先取りしていたリースは、2人の顔をカメラのフレームに完璧に収めている。
リースとポールは、1998年のラブコメディ『恋のから騒ぎ』で共演。また、2011年の『幸せの始まりは』でも共演を果たしている。
この投稿に、ナタリー・ポートマンは「この写真をありがとう」、ガル・ガドットは、流行をいち早く取り入れる人を意味する「トレンドセッター」とコメント。さらに、「ポール・ラッドは確実にタイムマシンを持っている」「2人とも24年後も同じように見える」など、2人の変わらない若さについて反響も集まった。
現在51歳のポールは9月中旬、新型コロナウイルスの感染予防キャンペーンに参加し、26歳の若者に扮してマスクの着用を呼びかける動画に出演したことで話題に。リースもTwitterで動画をシェアし、「マスクをつけて」とファンに感染予防に努めるよう呼びかけた。
▲ポール・ラッドが出演したマスク着用キャンペーン動画
また、リースは8月に、2人が共演した『幸せの始まりは』をNetflixで視聴した人々から上がった多くの声に反応し、同作の場面写真をインスタグラムにアップ。「ポール・ラッドは映画の中での彼と同じくらい素晴らしい人」とつづっていた。
リースは、子役として活躍後、主演を務めたラブコメディ『キューティ・ブロンド』(2001)、その続編『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』(2003)が大ヒット。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)ではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ほか数々の主演女優賞を受賞した。2010年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのスターを獲得。その後、『わたしに会うまでの1600キロ』(2014)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。近年はTVシリーズに出演しており、ニコール・キッドマン、メリル・ストリープ共演の「ビッグ・リトル・ライズ」(2017~2019)、ジェニファー・アニストン共演の「ザ・モーニングショー」(2019~)、ケリー・ワシントン共演の「リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密」(2020~)に出演。プロデューサーとしても活躍している。
ポールは、『クルーレス』(1995)で映画デビューし、人気ドラマ「フレンズ」(2002~2004)などに出演。2000年代からは『俺たちニュースキャスター』(2004)、『40歳の童貞男』(2005)、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(2007)、『40歳からの家族ケーカク』(2012)などのコメディ映画に多数出演した。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『アントマン』(2015)では、主人公スコット・ラング/アントマン役を好演、シリーズ第2弾『アントマン&ワスプ』(2018)でも主演を務めた。また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも同役で登場している。待機作には、2021年公開予定の『ゴーストバスターズ/アフターライフ』、2022年公開予定の『アントマン3』(原題)などがある。