【全米興収ランキング 3月13-15日】
1位(←) 2分の1の魔法
2位(新) I Still Believe※
3位(新) Bloodshot※
4位(↓) 透明人間
5位(新) The Hunt※
6位(↓) ソニック・ザ・ムービー
7位(↓) The Way Back※
8位(↓) 野性の呼び声
9位(↓) Emma.※
10位(↓) バッドボーイズ フォー・ライフ
※が付いたタイトルは原題
3作品が新たにランクインした3月第2週の週末興行。『2分の1の魔法』が前週に続いて1位をキープしたが、週間興収は1000万ドル程度と、非常事態宣言が出されるほどになった新型コロナウイルスの影響をまともに受けた格好だ。2位は敬虔なクリスチャンであるシンガーソングライター、ジェレミー・キャンプの伝記映画『I Still Believe』(原題)。最愛の妻を卵巣がんで失ったジェレミーが、信仰によって立ち直り、2人目の妻と出会うまでを描く。ジェレミー役はドラマ「リバーデイル」のK・J・アパ。3位初登場はヴィン・ディーゼル主演のSFアクション『Bloodshot』(原題)。ナノテクノロジーで肉体を強化され、スーパーヒーロー〝ブラッドショット〟となった軍人の活躍を描く。原作は累計発行部数7500万部超というバリアント・エンターテインメント社の人気コミック。主人公を操るDr.ハーティング役でガイ・ピアースが共演。2019年8月に米テキサス州とオハイオ州で起きた銃乱射事件のあおりを受うけて公開が延期となっていた『The Hunt』(原題)が、5位に初登場。エリートたちが〝惨めな連中〟と呼ぶ市民をスポーツのように狩っていく。ジェイソン・ブラムが製作を手掛け、ベティ・ギルピン、ヒラリー・スワンクが出演する。(Box Office Mojo調べ:興行収入)
▼『I Still Believe』(原題)の予告編。タイトルは、ジェレミー・キャンプが亡き妻に捧げた同名曲から。現在42歳のジェレミー本人も映画に積極的に協力し、主演のK・J・アパにもアドバイスしたという。