ワム!の名曲「ラスト・クリスマス」にインスパイアされた、「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラーク、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング共演のラブコメディ『ラスト・クリスマス』が、12月6日より公開される。このほど、12月2日にブロードメディア・スタジオ月島試写室にて公開記念トークが行われ、りんごちゃんが登壇した。
クリスマスシーズンの定番ソングとなっているワム!の名曲「ラスト・クリスマス」を歌うため、今年の顔であるりんごちゃんが本作の主人公ケイト(エミリア・クラーク)と同じ、クリスマスにピッタリなエルフ(妖精)の衣装に身を包んで登場。ヒロインをイメージし、この日のためにオーダーメイドで作ってもらったミニドレスがお気に入りの様子のりんごちゃんは「可愛い~、あ、自分で言っちゃった」と自画自賛。会場を笑いに包みイベントがスタートした。
昨年の11月末に、バーの店員さんに一目惚れをしたというりんごちゃんは、その日から足しげく通い続けていたというが、クリスマス目前の22日に「なんかこの恋は違う!この人とは一緒にクリスマスを過ごせない…」と思い、急速に冷めてしまったのだという。そして帰りのタクシーの中で、辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」を聞きながら、成就することのなかった想いを胸に号泣して帰ったというエピソードを披露。切ない曲を聞きがちというりんごちゃんは「クリスマスを迎える前に、私のクリスマスは終わってしまったんです」と口にし、「落ち込むときはとことん落ち込む派で、切ない曲を聴いたりします。それで思う存分泣き明かすと、そこから一気に元気が出るんです!」といつも元気いっぱいなりんごちゃんからは想像できない意外にもロマンティストな一面を明かした。
ワム!の「ラスト・クリスマス」に関して、冬になると必ずどこかで流れているから聞かないことは無いというりんごちゃん。「クリスマスチャレンジ」という、12月中にワム!の「ラスト・クリスマス」をどれだけ聞かずに過ごせるかというチャレンジに対して、「無理でねーですか?そんな年ねーですよ」と思わず出てしまった訛りで切り返し、いち早く観たという映画『ラスト・クリスマス』については、「この冬、絶対観るべきですね」と力強くアピールした。続けて「とにかく心が温まります。やっぱりカップルで観てほしいですし、ただクリスマスを楽しんでいる映画ではなく、命の尊さをテーマにしていたり…とにかくすごいんですよ!」と絶賛。“デートで映画を観に行くことがありますか?”という質問には「実は一度もねーんですよ!今年はクリスマスにこの映画を一緒に観てくれる方を募集しています♡」と回答した。
そしていよいよジョージ・マイケルのモノマネか!?と周囲が大きく期待する中、名曲「ラスト・クリスマス」にあわせて歌い始めたりんごちゃんにジョージが降臨する事は無く、定番の大友康平や武田鉄矢、そしてマツコ・デラックスなどのモノマネで熱唱し会場には大きな笑いが起こった。「今日はマツコさんもいらしてくださってびっくりしました!でも本当は可愛くあゆとか歌いたいんです…」と話したのち、クリスマスを幸せな気持ちで過ごしてほしいというりんごちゃんは「映画『ラスト・クリスマス』で幸せなクリスマスをスターティンしてください!」と持ちネタで締めくくり、本イベントは終了した。
『ラスト・クリスマス』
12月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:ポール・フェイグ
原案:エマ・トンプソン グレッグ・ワイズ
脚本:エマ・トンプソン ブライオニー・キミングス
出演:エミリア・クラーク ヘンリー・ゴールディング ミシェル・ヨー エマ・トンプソン
配給:パルコ ユニバーサル映画
【ストーリー】 ロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)は、小妖精(エルフ)の格好をして煌びやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。そんなある日、不思議な好青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が突然現れ、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜いて、答えに導いてくれる。ケイトは彼にときめくが、ふたりの距離は一向に縮まらない。トムを捜し求めつつ自分の心の声に耳を傾けたケイトは、やがて彼の真実を知ることになる…。
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