『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』で瑞々しい青春を、また『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描き、大ヒットを記録した矢口史靖監督が、三吉彩花主演で贈る最新作『ダンスウィズミー』が8月16日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーにて行われた初日舞台挨拶に、キャストの三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明、矢口史靖監督が登壇した。

撮影中に笑ったエピソードを聞かれた三吉は、クランクアップでの出来事に触れ、「パッと横を見たら、やしろさんがステージ袖でぐすっぐすっ」と泣いていたらしく、「まだ3カットぐらい残ってるのに、結構前からウルウルしていた」ことを暴露。そのうち「ボロボロ泣き出すので、さすがに笑っちゃって（笑）」自身の涙はすっかり引いてしまったと笑顔で報告した。

最高に笑える映画にちなんで、「最高に楽しむ夏休みに誰と何をしたいか」をフリップ書いてきたゲスト陣。「バンジージャンプ with 監督」とした三吉は、「監督の雄叫びを聞いたことがない。バンジージャンプをしたら、とんでもない声が聞けるのではないか」というダークな願望を披露した。

同じお題に「走る with 三吉彩花」と書いたムロは、この作品の前から走ることを日課にしていたそうで、「函館で走る前に、（三吉に）バッタリ会ったんですよ。その時の格好が、スポーツブラに透明のシャツ着てるんですよ！？ 全部見えてるんですよ！？ この姿で隣で走りたい！」と興奮気味に話していた。

最後に矢口感監督からサプライズで直筆の手紙が読まれる場面も。感極まり涙を見せた三吉は「ごめんなさい、しんみりさせちゃった」と会場のファンに謝りつつ、「本当に今日はありがとうございました！」と最後には満面の笑顔をみせていた。

『ダンスウィズミー』
8月16日（金） 全国ロードショー
監督・原作・脚本：矢口史靖
出演：三吉彩花　やしろ優　chay　三浦貴大　ムロツヨシ　宝田明
配給：ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】　静香（三吉彩花）は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまう！スマホの音や日常に溢れる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する！しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが！果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか！？旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは…？

(C)2019 映画「ダンスウィズミー」製作委員会