全世界累計発行部数4400万部を誇る人気コミックスの実写化で、興行収入11億円を突破した2017年の大ヒット映画『東京喰種 トーキョーグール』。前作と同じく窪田正孝主演、新たに松田翔太、山本舞香を共演に迎えた『東京喰種 トーキョーグール【S】』が、7月19日より公開される。このほど、6月11日に恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールにてTOKYOプレミアが行われ、キャストの窪田正孝、山本舞香、松田翔太、鈴木伸之、白石隼也、知英、マギー、栁俊太郎、川崎拓也監督、平牧和彦監督が登壇した。
恵比寿ガーデンプレイスのシャトー広場で行われたスペシャルイベント後に実施されたTOKYOプレミア。前作に続き、人間でありながら喰種（グール）としての能力に目覚める主人公カネキを演じた窪田は「『東京喰種』が【S】として帰って参りました。（松田）翔太さんがすごいことになっています！」と挨拶。カネキの最大の宿敵で“美食家（グルメ）”と呼ばれる喰種・月山習を演じた松田は「最高にド変態な月山を上品に演じましたので楽しんでください（笑）」と続けた。
2年ぶりとなるシリーズ最新作では、新たなキャストとして松田と山本を迎え、窪田は「新しい風をキャストの皆さんが巻き起こしてくれた。『東京喰種』の1を観ていない方も楽しめる作品じゃないかなと思っています」と本作をアピールした。また、撮影は昨年秋に行われ、特に、窪田、松田、山本の3名は撮影終了後も定期的に集まるほど仲がいいとのこと。松田は「すごく爽やかな映画だったので（笑）。そこでグッと仲が良くなっちゃって」と自身が演じた月山のカネキへの異常な執着心が描かれていることに触れ、カネキを演じた窪田も「この作品は恋愛映画です！」と断言していた。
本作では、原作でも人気のキャラクターである“変態”の喰種・月山が登場するということで、キャストの変態度を数秘術で診断した“変態度ランキング”を発表。変態度70%のキャストの中には月山役の松田の名前もあり、山本から「翔太さん、ここで出てくるんですか？」、窪田からも「むしろ100%」という声が上がった。松田は「月山を僕が演じたからでしょ？それに引っ張られてるんだと思うよ」と反論したが、山本は「違う」と納得していないようだった。そして、最高値の変態度90%のキャストは、窪田と山本とマギー。真面目そうに見えて隠れド変態、完璧主義で正義感が強いが破壊衝動も内に秘めているという診断に、窪田ら3名は「合ってる！」と同意していた。
※合同会社ミンストレール 占い・心理テストクリエーター 脇田尚揮
最後に窪田より、本作の主題歌が女王蜂の「Introduction」に決定したことが発表され、主題歌入り予告編をお披露目し、イベントを締めくくった。
■アヴちゃん（女王蜂） 主題歌決定についてのコメント
アルバム「十」にまつわる総ての音と写真、そして映像を録り終えたある日、今回のお話を頂きました。100%女王蜂として好きに作った曲（そもそもそれでしかわたしたちは作れない）なのですが、前回のHALF同様シンクロ率が異様に高く…とにかく聴いて観て頂けたら！と思うばかりです。「Introduction」、アルバム「十」最後の一曲。女王蜂の十年で辿り着いた一曲が、光栄にも映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』の主題歌として始まります。是非おたのしみになさっていてください。
『東京喰種 トーキョーグール【S】』
7月19日（金）より全国ロードショー
監督：川崎拓也 平牧和彦
脚本：御笠ノ忠次
原作：石田スイ「東京喰種トーキョーグール」（集英社ヤングジャンプ コミックス刊）
主題歌：女王蜂「Introduction」（Sony Music Associated Records）
出演：窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之 小笠原海 白石隼也 木竜麻生 森七菜 桜田ひより 村井國夫 知英 マギー ダンカン 栁俊太郎 坂東巳之助 松田翔太
配給：松竹
【ストーリー】 不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない喰種（グール）と人間のハーフになってしまったカネキ（窪田正孝）は、二つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカ（山本舞香）らとともに生活をしている。そんな最中、「美食家（グルメ）」と呼ばれる喰種・月山（松田翔太）が「あんていく」を訪れる。月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺す。だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「喰種レストラン」へ招き入れる。カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる。
©石田スイ／集英社 © 2019「東京喰種【S】」製作委員会
