『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などで2度のアカデミー賞監督賞受賞を誇る巨匠アン・リー監督の最新作で、ウィル・スミス主演で贈る近未来アクション『ジェミニマン』が、10月25日より公開される。このほど、ポスタービジュアルがお披露目となった。
『メン・イン・ブラック』シリーズや『アイ・アム・レジェンド』のウィル・スミスがアン・リー監督と待望の初タッグを組んだ本作。伝説的暗殺者ヘンリー(ウィル・スミス)は、政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。ヘンリーは、その正体が自身の若きクローンであるという驚愕の事実を知り、政府を巻き込むクローン技術の巨大な陰謀に巻き込まれていく。
ポスタービジュアルは、“ヤング”ウィル・スミスと“リアル”ウィル・スミスがにらみ合い、高層ビルがそびえ立つ近代的な街並みとクラシックな建造物とが天地を分かち、激しくぶつかり合う二世代のウィルの死闘を予感させる仕上がりとなっている。
アン・リー監督は「驚くべき最新のデジタル技術のお陰で、若い&年を重ねたウィル・スミスの両方をスクリーンで見せることが出来るようになっただけでなく、物語を完全に没入的な形で体験することができるようになった。最新のデジタル技術が我々(観客)に何を提供できるかの限界を本作で実験することが出来、とても幸運だ。同じく、一人は美しく洗練された、もう一人は溢れんばかりに誠実な二人のウィル・スミスと本作を作り上げることができ、とても幸運だ。個人的な意見だが、本作のウィルは過去最高のパフォーマンスを見せてくれていて、さらに二人のウィルが同時にいるので、本当に魅惑的なものになっていると思う。本作が完全に新しい劇場体験を全世界の観客に届けることを心から願っている」と、ウィル・スミスと共に最新技術の限界を打ち破る喜びを明かす。
超大作を次々と世に送り出してきた大スターであるウィル・スミスも「本作へ携わるにあたってのエモーショナルかつフィジカルな挑戦は、僕のキャリアの中で過去最高に要求の高いものだった。本作はアクション映画というだけでなく、若い自分が年を重ねた自分に究極的に何を教えることができるかの冒険でもある。僕は今50歳で映画の中で23歳になるのだけど、皮肉なのは、(逆に)23歳の時の自分がこの経験をする、もしくは役を引き受ける準備をできていなかっただろうということだ。僕たちの願いは、本作の物語が皆さんにとって、これまでに見たことのない魔法的で、繊細で、感情移入できる映画のキャラクターかつ次のレベルのアクションを提供できることを願っている」と自他ともに認める過去最高のパフォーマンスであると語っている。
『ジェミニマン』
10月25日(金) 全国ロードショー
監督:アン・リー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ウィル・スミス メアリー・エリザベス・ウィンステッド クライブ・オーウェン ベネディクト・ウォン
配給:東和ピクチャーズ
【ストーリー】 伝説的暗殺者ヘンリー(ウィル・スミス)は、政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。ヘンリーは、その正体が自身の若きクローンであるという驚愕の事実を知り、政府を巻き込むクローン技術の巨大な陰謀に巻き込まれていく。
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