有村架純と坂口健太郎をキャストに迎え、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手掛けた人間ドラマの名手・岡田惠和のオリジナル脚本によるヒューマンラブストーリー「連続ドラマW そして、生きる」が、2019年夏にWOWOWプライムにて放送開始される。このほど、本作の特報映像がお披露目となった。
本作は、東北と東京を舞台に、過酷な運命を生きた二人の男女・瞳子と清隆、そして彼らと巡り合った人々の人生を描く。3歳の時に交通事故で両親を亡くし、盛岡で天真爛漫に育った瞳子は、いつしか女優を志すようになる。19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに挑もうするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。その年の秋、瞳子は気仙沼でのボランティア活動に参加し、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清隆と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚えていた。瞳子と清隆は、気仙沼での日々をともに過ごし、いつしか互いに特別な感情を抱いていく。
特報映像は、盛岡で生きる瞳子(有村架純)と、東京に住む清隆(坂口健太郎)が、2011年の東日本大震災後のボランティアで出会う、始まりのシーン。東北の美しく澄んだ風景がふんだんに使われ、その中で出会う二人の表情が印象的だ。
本作は、自然光や環境光を生かした撮影に挑み、ロケ地となる東北の壮大な景色や街並みとともに、ありのままの美しい太陽光に包まれた二人の繊細な表情を映し出す。また、全編6K収録を行い、4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作。「連続ドラマW コールドケース」シリーズ、「連続ドラマW 坂の途中の家」など、WOWOWの4K・HDR作品を築き上げた山田康介が撮影監督を務め、新たな挑戦として「俳優部の自然なお芝居と、美しい東北の風景をそのまま切り取って作品にしたいと思いました。今作ではライティングを極力排除し、その瞬間、その場所にある光だけで撮影しています。長回しも多く、そこで生まれた物語を、限りなく生のままカメラに収めました。彼等が何を想い、どのような人生の選択をし、生きていくのか?その時を感じてもらえると幸いです」と意気込みを語った。
「連続ドラマW そして、生きる」
2019年夏、WOWOWプライムにて放送予定
監督:月川翔
脚本:岡田惠和
出演:有村架純 坂口健太郎 知英
【ストーリー】 3歳の時に交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして、19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに覚悟をもって挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。その年の秋―。瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハン(知英)とともに、気仙沼でのボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚えていた。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼での日々をともに過ごした瞳子と清隆はいつしか互いに特別な感情を抱いていく―。
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