あらいぴろよによるベストセラーコミックを、主演に佐久間由衣、共演に村上虹郎、大後寿々花、森山未來を迎え、三木康一郎監督が映画化する『“隠れビッチ”やってました。』が、2019年冬に公開される。このほど、追加キャストとして、小関裕太、前野朋哉、片桐仁、前川泰之、栁俊太郎、戸塚純貴、光石研、渡辺真起子が出演することが発表された。
異性からモテ続ける事で「認められたい欲求」を満たしてきた主人公・ひろみ(佐久間由衣)。自分は傷つかずに、相手の気持ちだけを弄びながら恋愛を楽しみ、その計算しつくした仕草と会話で男性を落とすハンターぶりから、友人から“隠れビッチ”と名付けられる。そんなある日、同じ職場に気になる相手が現れ、ひろみは初めて自分の本音と向き合うようになる。
主人公ひろみのターゲットにされてしまう男性陣には、華やかな若手キャストが集結。飾らない笑顔の美容師・安藤剛役に、『わたしに××しなさい!」で主演を務め、NHK連続小説「半分、青い。」では個性的なキャラクターを演じて話題となった小関裕太。一途なバツイチ男・川田利光役には、映画『勝手にふるえてろ』、『旅猫リポート』などに出演し、auの三太郎シリーズのCMでは一寸法師役・彦星役に抜擢され話題を集めた前野朋哉。IT系肉食男子・永田裕志役には、ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」などに出演している片桐仁。包容力のある大人な男・小橋健太役には、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」でヒーローを演じた前川泰之。中堅会社営業のノーマル系男子・坂口征二役には、映画『勝手にふるえてろ』などに出演し、モデルで俳優の栁俊太郎。そして、真面目な草食系男子・船木誠勝役を、ドラマ「不甲斐ないこの感性を愛してる」に出演の戸塚純貴が演じる。
このほか、幼少期のひろみにトラウマを植え付けた暴力的な父親・荒井雄二役に光石研、暴力的な父親に耐えてひろみを育て上げた母親・荒井涼子役を渡辺真起子が演じる。
男性を翻弄し続けてきたひろみが、本気で想いを寄せてしまう安藤剛役を演じた小関は、「この映画には色んなタイプの男性が出てきます。例えば、草食系、肉食系、ノーマル系…。そんな中でも僕が演じた安藤くんは細かいことはあまり気にせず、だらんとしていて常に自然体でいる感じの、とってもいいやつです。三木監督のもと、楽しく、そして真剣に安藤くんと向き合いました。ぜひ楽しみにしていただきたいです」と本作への想いを語っている。
『“隠れビッチ”やってました。』
2019年冬、全国ロードショー
監督:三木康一郎
原作:あらいぴろよ「“隠れビッチ”やってました。」(発刊:光文社)
出演:佐久間由衣 村上虹郎 大後寿々花 小関裕太 森山未來 前野朋哉 片桐仁 前川㤗之 栁俊太郎 戸塚純貴 笠松将 田中偉登 岩井拳士朗 山本浩司 渡辺真起子 光石研
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 異性からモテ続ける事で、「認められたい欲求」を満たしてきた主人公・ひろみ(佐久間由衣)。自分が傷つかずに、相手の気持ちだけを弄びながら、恋愛の美味しい所だけを楽しみ、体の関係は断る―というゲームのようなやり口に、ひろみのシェアハウス仲間であるバイセクシャルの晃(村上虹郎)と恋愛に失敗してばかりの彩(大後寿々花)は驚いていた。服の露出は少な目、鎖骨がちらりとのぞく透け感のあるワンピースが戦闘服。どこにでもいる女性に見えるのに、計算しつくした仕草と会話で、男性を落とすハンターぶりから、彩は「あんたは“隠れビッチ”ね!」と名付ける。そんなある日、同じ職場に気になる相手が現れ、ひろみは初めて自分の本音と向き合う。「男に頼ってばかりではだめ。人間になりなさい」そんな晃からの叱咤を受け、ひろみは<自分に必要なもの>を探しはじめるが…。
©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社