この世の闇に棲みつく魔獣ホラーと戦う魔戒騎士たちの姿を描く『牙狼〈GARO〉』シリーズの劇場版最新作で、中山麻聖が主演を務める『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』が、今秋公開されることが決定した。
本シリーズは、2014年に、冴島家の直系である冴島雷牙を主人公に迎えたTVシリーズ「牙狼〈GARO〉-魔戒ノ花-」が2クールにわたり放送。雷牙の葛藤と成長、マユリとの心のふれあいを描き、優しさと強さを併せ持つ歴代最強の黄金騎士として人気を博した。2015年には、本シリーズから派生した秋元才加扮するキャラクター、媚空を主人公にした『媚空-ビクウ-』が『牙狼〈GARO〉』10周年記念作品として公開され、大きな話題となった。
2016年の金狼感謝祭にて製作されることが発表された本作は、すでに撮影は終了し、現在は完成に向けて最後の仕上げ中。監督・原作・脚本は、『牙狼〈GARO〉』シリーズの生みの親であり、特撮の常識をさらに超えた、次世代エンターテイメントへ昇華し続ける特撮界のトップクリエーター、雨宮慶太。主人公・冴島雷牙を演じるのは、三田村邦彦の三男であり、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(5月10日公開)の主演を務める中山麻聖。そして、「魔戒ノ花」に引き続き、マユリ役にはドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」や「夫のちんぽが入らない」などで主演を務める石橋菜津美、クロウ役には今年は『魔法少年☆ワイルドバージン』や『笑いの枝折り』などの公開が控える水石亜飛夢、ゴンザ役には「平成ガメラ」シリーズで知られる名バイブレイヤー螢雪次朗が再集結する。
また、4月25日から5月7日まで、中野ブロードウェイにある「Animaga Zingaro」にて、公開を記念した「牙狼〈GARO〉原画展」の開催が決定。『牙狼〈GARO〉』シリーズのために雨宮慶太監督が描き下ろした原画やデザイン画の展示に加え、ガロの鎧、衣装などを展示し、会場では原画展のために製作されたオリジナルグッズや複製原画が販売される。さらに、本作の前売り券も特別先行販売され、雨宮慶太監督によるライブドローイング、サイン会なども開催される予定だ。
■「牙狼〈GARO〉原画展」開催概要
開催期間:4月25日(木)~5月7日(火)12:00~19:00 ※定休:水曜日
開催場所:Animanga Zingaro ※入場無料
キャスト コメント
■中山麻聖(冴島雷牙役)
牙狼を応援してくださっている皆さん『ただいま』です。帰ってまいりました。マユリ。それにクロウ、ゴンザ、ザルバ。そしてなにより雨宮監督。またみんなとご一緒出来る事が本当に嬉しいです。もちろん、牙狼を応援してくださっている皆さんとお会い出来ることも。「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-」公開まで、もう少しだけお待ちください。
■石橋菜津美(マユリ役)
魔戒ノ花からその後、マユリはどう変化し成長したのか。私個人としても、とても気になっていましたので、今回、月虹ノ旅人でまたマユリとして雷牙の横に居て、マユリとしての景色を見れる時間が嬉しく、幸せな時間でした。月虹ノ旅人は牙狼ファンの方々には、もう、とんでもなく熱い内容になっていると思います。きっと最初から最後まで、そして何度も楽しめる作品になっていると思いますので、是非劇場でお楽しみ下さい!
■水石亜飛夢(クロウ役)
魔戒烈伝から三年半。再びクロウとして帰ってくることができました。雷牙さん、マユリさん、ゴンザさん。仲間であり、家族のような存在でもある皆さんとまた一緒に戦えることを嬉しく思います。もちろん僕自身も!“牙狼”を愛する皆さんに早くこの作品を届けたい想いでいっぱいです。公開まで、期待を膨らませてお待ちください!
■螢雪次朗(ゴンザ役)
【題名:ゴンザの告白】ゴンザは久し振りに雷牙様や皆様にお会いして嬉しゅう御座いました。私は腰を打ちながらも身体を張って活劇なども致しました。髪は薄くなりましたがまだまだ元気です。さらにあんなことやこんなことまで…!!ああ、告白してしまいたい…。いやいや!なりません!映画を観てのお楽しみです!!
『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』
2019年秋、新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・原作・脚本:雨宮慶太
出演:中山麻聖 石橋菜津美 水石亜飛夢 螢雪次朗
配給:東北新社
©2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社