『月光の囁き』、『害虫』、『どろろ』、『抱きしめたい-真実の物語-』など数々の大ヒット作や国際映画祭出品作を手掛けた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦し、小松菜奈と門脇麦のダブル主演、成田凌共演で贈る『さよならくちびる』が、5月31日より公開される。このほど、5月21日にタワーレコード 渋谷店にて本作の公開直前イベントが開催され、キャストの小松菜奈、門脇麦、成田凌が登壇した。
本作でギター・デュオ“ハルレオ”として登場する小松と門脇は、5月22日にEP「さよならくちびる」をリリースし、実際にメジャーデビューする。実際の劇中衣装(つなぎ)を着て登壇した小松と門脇は「ハルです」「レオです」「ハルレオです」と挨拶。CDデビューを明日に控えて、門脇は「本当に素敵な曲なので、皆さんに聞いていただけるのがすごく嬉しい」、小松は「今の時代にCDというのがいいよね」とコメントした。
小松と門脇との共演について成田は「現場では一緒に働いてるから言わないけど、存在しているだけで“ありがとうございます”という気持ち」とニッコリ。ギターの練習を結構したという成田だったが「もう弾けない」ことも暴露していた。
イベントでは、本作主題歌「さよならくちびる」を観客と共に合唱する場面も。歌が終わると小松は「なんか撮影の時を思い出しちゃった。しんみりするね」と目を潤ませ、門脇も「皆さんの声が想像以上に優しくて。ありがとうございます」と感謝を述べていた。
『さよならくちびる』
5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・原案:塩田明彦
主題歌:「さよならくちびる」(うた:ハルレオ プロデュース:秦 基博)
挿入歌:「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」(作詞・作曲:あいみょん)
出演:小松菜奈 門脇麦 成田凌 篠山輝信 松本まりか 新谷ゆづみ 日髙麻鈴 青柳尊哉 松浦祐也 篠原ゆき子 マキタスポーツ
配給:ギャガ
【ストーリー】 インディーズで人気の女性ギター・デュオ「ハルレオ」のレオ(小松菜奈)とハル(門脇麦)。付き人シマ(成田凌)が参加していくことで徐々に関係をこじらせていく。やがて3人が出した答えは“解散”。全国ツアーの道中、歌詞にしか書けないハルの真実と、歌声でしか出せないレオの想い、隠していたシマの本音も露わになり―。それぞれの想いがつまった曲「さよならくちびる」は、3人の世界をつき動かしていく―。
© 2019「さよならくちびる」製作委員会