【予告編解禁】『ハネムーン・キラーズ』全米を震撼させた殺人鬼カップルがスクリーンに再び!

1951年3月8日、シンシン刑務所。「アメリカでもっとも憎まれた殺人犯」と言われる2人組が電気椅子で処刑された。レイモンド・フェルナンデスとマーサ・ベックのカップルは、愛と嫉妬にまみれた殺人を繰り返し、3年間で20人以上の女性が被害に遇ったと考えられている。この実際の事件を映画化した『ハネムーン・キラーズ』(’70)が7月1日よりリバイバル上映される。巨大な体を揺らすマーサと、薄毛を気にするレイモンドは、新聞広告の恋人募集「ロンリー・ハート」での文通をきっかけに知り合う。母親と二人暮しで寂しい生活を送っていたマーサは、そこで出会った結婚詐欺師のレイモンドにたちまち魅了されてしまう。裏の顔を知ったところで愛冷めやらぬマーサは、彼の犯罪の片棒を担ぐことになるが、抑えることの出来ない嫉妬心に悩まされ殺人を重ねていく…。

今回解禁された予告編は、アメリカ公開当時の予告編を一部抜粋したもの。冒頭、恋文をしたためるレイモンドを演じたのはトニー・ロー・ビアンコ。俳優・監督・プロデューサーなど幅広く活躍し、『フレンチ・コネクション』(’71や『重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス』(’73)、『ニクソン』(’95)、『陪審員』(’96)などに出演した。「この害虫!」と叫び声を上げるマーサ役には、本作で実質的なデビューを飾ったシャーリー・ストーラー。血も涙もない殺人鬼ながらも観客から同情を得なければならない演技で高い評価を得た後、『セブン・ビューティーズ』(’76)や『スティッキー・フィンガース』(’88)、『マイアミ・ブルース』(’90)などの作品でキャリアを積んだ。

ポスター軽

『ハネムーン・キラーズ』
2017年7月1日(土)リバイバル公開
監督・脚本:レナード・カッスル 音楽:グスタフ・マーラー
出演:シャーリー・ストーラー トニー・ロー・ビアンコ
配給・宣伝:アンプラグド
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