『お嬢さん』観終えて笑顔で劇場を出たチャヌク作品初めてかも…快作!

『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』のパク・チャヌク監督作。サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を、舞台を日本統治下の韓国に置き換えて映画化した本作は、日本人の令嬢、彼女のもとで働くメイド、令嬢の財産を狙う詐欺師の秘密や愛憎を3部構成で鮮やかに見せる力作。エロ要素も多いが、女性からも支持されている。

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パク・チャヌク『お嬢さん』を見る。見ているあいだ、これはチャヌクの最高傑作…と心の中で何度も呟いた。凄すぎて打ちのめされている。
前作と同様「家の中映画」になっていてヒッチコック的だったが今回はトビー・フーパー色も。あとこれは日本に対する負の感情が下敷きになっての傑作だなと。

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『お嬢さん』面白かった!!美とエロスとグロテスクのパワーにユーモアを添えて女性をエンパワメントする。階級と人種を軽やかに越え、愚かな性の幻想と呪わしい束縛にサヨナラ。私の体の喜びは誰に押し付けられるでもない、私の体は私のもの!観終えて笑顔で劇場を出たチャヌク作品初めてかも…快作!

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『お嬢さん』は、なぜか日本ではエロ売りですが、ぜひとも女性の方に見に行って欲しいですね。とにかくスカッとすると思います。チャヌクで一番好きかも。

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日本統治下の朝鮮。日本語を喋る喋る。無国籍に思えてくる衣装と美術装置による豪邸の異空間。早川雪洲出てきそう。チャヌクも清順映画の影響下か。女優が脱いで脱いで絡んで、放送禁止用語連発。韓国映画の凄さ❗️

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『お嬢さん』面白かった!騙し合い合戦。そしてお嬢さんの美しいこと。女性でもドキドキしっぱなしでした。パク チャヌクのラストシーンはいつも美しい芸術。女性に観てもらいたい映画

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『お嬢さん』の左右対称のカットがほんっとうに美しくって格好よかった。上から俯瞰で撮った車のシーンも!オールドボーイ横取り長回しアクションが大好きだったのだけど、チャヌク監督の撮る絵画的な演出すばらしいなって思う。

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「…変態だ…大変な変態だ‼︎」と、終始ニヤニヤが止まりませんでしたよ。映画の基礎たる三幕構成に扇情的(正確にはエロい)描写をブチ込んで”鈴木則文もかくや”という仰天要素も入れ混むなんざ、もう邦画は立つ瀬ないですわ。P.チャヌク恐るべし。

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『お嬢さん』
2017年3月3日公開
監督:パク・チャヌク 出演:キム・ミニ キム・テリ ハ・ジョンウ チョ・ジヌン