マシュー・マコノヒーが、リンカーン大統領よりも早く奴隷解放を成し遂げたニュートン・ナイトを演じた実話ドラマ。知られざるアメリカの歴史に触れられる本作で、マコノヒーが役者魂を見せてくれていることはもちろん、『ムーンライト』で映画賞レースを席巻し、オスカー獲得がほぼ確実視されるマハーシャラ・アリの好演も作品に深みを与えているようだ。
正直ナメてた作品ですが、かなり面白かった！特に前半の脱走兵＆黒人奴隷の武装蜂起して南軍の一個師団を制圧する件はめっちゃ興奮した！劇前半は【ロビン・フッド】や【水滸伝】を彷彿させる戦記モノなのだ！オープニング早々の人体欠損描写も結構、凄い！
ハンガー・ゲームのゲイリー・ロス監督なんで不安もあったけど、淡々と丁寧。マシュー・マコノヒーが主役、貧富の差、肌の色で差別しない平等なコミュニティを作る為に理不尽な南軍をぶち殺すど迫力さ！
「ニュートン・ナイト」モーゼスを演じてたの、「ムーンライト」でオスカーにノミネートされてる人？と思いつつ、終わってから確認。名前覚えた（笑） マハーシャラ・アリ。今回、とても良かったので、ムーンライトも楽しみ。
「ニュートン・ナイト」見た。 映画の終わりに名前が出て、そっかゲイリー・ロスかと思う（私にとってはいまや、大好きな「ハンガー・ゲーム」一作目の監督）。この実直な作り、私は好きだなあ。
まこのへー物件なのでハズレないと思いながら、まこのへーがおしりを出してない（そこ）。 ただ、奴隷解放より前に自由州を作った人の骨太実話、黒人との関わりも含め見応えあり。やっぱり映画はいろんなことを教えてくれてありがたい。
南北戦争、虐げられる人々の闘いを描いた作品。マシュー・マコノヒーが良い意味で面影を感じさせない熱演だった！
この手の話は何度観ても、奴隷制度のいかにクズかということがわかる。学校で習う歴史は、年表なんかよりこういう映画を観た方が良い。
南北戦争時の金持ちは兵役免除、戦場に駆り出され犬死にするのは黒人と貧しい白人という南部側の体制に反旗を翻し自ら徒党を率い戦った男の一代記で、時折話の推進力として息子の不条理な裁判が挿入される。容赦ないゴア描写、カタルシスあり。
『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』
2017年2月4日公開
監督：ゲイリー・ロス 出演：マシュー・マコノヒー ググ・ンバータ＝ロー マハーシャラ・アリ ケリー・ラッセル
