第76回ゴールデン・グローブ賞5部門ノミネート!ヴィゴ・モーテンセン × マハーシャラ・アリ『グリーンブック』特報映像

1960年代のアメリカを舞台に、人種差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストと、粗野で無教養のイタリア系用心棒兼運転手の旅を描く、ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの共演で贈る映画『グリーンブック』が、2019年3月1日より公開される。このほど、本作の特報映像がお披露目となった。

本作は、アカデミー賞の行方を占うトロント国際映画祭で最高賞となる観客賞、世界最古の映画団体によるナショナル・ボード・オブ・プレビューで作品賞を受賞。また、先日発表された第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞の5部門にノミネートされた。

ニューヨークのナイトクラブで用心棒を務める、粗野で無教養だが人間的魅力に溢れるトニー・リップは、ある日、黒人の天才ピアニストのドクター・シャーリーのコンサートツアーの運転手として雇われる。シャーリーの目指した先はなぜか、偏見と差別が根強い南部。何もかも正反対な二人は、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りにツアーへ旅立つ。実話を基にした本作では、父であるトニー・リップからドクター・シャーリーとの旅の話を聞いた息子ニック・バレロンガがプロデューサーを務め、映画化した。

イタリア系用心棒トニー・リップを演じるのは、『イースタン・プロミス』、『はじまりへの旅』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセン。天才ピアニストのドクター・シャーリーには、『ムーンライト』でアカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ。監督は、『愛しのローズマリー』、『メリーに首ったけ』など数々のコメディ映画を送り出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーが務める。

タイトルの“グリーンブック”とは、1936年から1966年まで毎年出版されていた、黒人を受け入れてくれるビジネスやサービス機関のリストが記載された旅行ガイドブックのこと。ニューヨーク出身のアフリカ系アメリカ人で郵便配達員をしていたヴィクター・ヒューゴー・グリーンが作成し、車で移動する黒人たちにとって欠かせないツールとなっていた。

『グリーンブック』
2019年3月1日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ピーター・ファレリー
出演:ヴィゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ リンダ・カーデリーニ
配給:GAGA

【ストーリー】 1962年、差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)は、粗野で無教養のイタリア系、トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)を用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに正反対のふたりは旅を始めるのだが…。

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