初共演となる上白石萌音と山崎紘菜がW主演で、ビジネスパートナーを演じる、“スタートアップ”をテーマにした映画『スタートアップ・ガールズ』が、2019年に公開されることが決定した。
今作で、大学生にして、IT×医療で起業を目指す閃きの自由人・小松光役に挑戦するのは、2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞し、2014年、周防正行監督の『舞妓はレディ』で初主演後は、大ヒット映画『君の名は。』や『ちはやふる』シリーズ、『羊と鋼の森』など数々の映画・ドラマ・舞台に出演し、歌手としても幅広く活動する上白石萌音。そして、大企業に勤め起業家への投資をするキャリア志向の女性・南堀希役を演じるのは、2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞し、2012年、映画『僕等がいた』でスクリーンデビュー、現在は、ファッション雑誌「JJ」レギュラーモデルとしても活躍し、女優の枠を超えてドラマ・映画・モデルなど多岐にわたり活動している山崎紘菜。性格も服装も仕事に対する考え方も真逆な2人が、ぶつかり合いながらもビジネスパートナーとして、それぞれの未来を探していく。
本作のメガホンをとるのは、2008年に西島秀俊、加瀬亮主演『東南角部屋二階の女』で監督デビューし、近年は、志尊淳、芳根京子主演『先輩と彼女』、『クリーピー』、『東京の日』を手がけている池田千尋。脚本は、2003 年に初監督・脚本の『ある朝スウプは』が国内外で高く評価され、『ソラニン』、『100回泣くこと』、『凶悪』、『坂道のアポロン』などの脚本家として活躍する髙橋泉。
そして、主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「スリープ」になることも決定した。以前より、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンであった池田監督が、若い世代が斬新なアイディアを持って、新しい価値・市場を生み出していこうとする“スタートアップ”のテーマと、「スリープ」で印象的に歌われる歌詞“新時代の胎動”に共鳴し、今回主題歌に。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文もかねてから若い世代へ積極的にエールに送っているアーティストとして知られており、今回ベストなマッチングとなった。なお、この楽曲は、世界的な人気を持ち、日本人メンバーがいることで日本でも人気の高いイギリスのロックバンド“FEEDER”のグラント・ニコラスと“ASIAN KUNG-FU GENERATION”の後藤正文との共作となる。
■上白石萌音 コメント
並外れた頭の良さとクセの強い性格を持ち合わせた大学生の起業家、光を演じました。真っ直ぐで拘りが強すぎる性格であるがゆえに、なかなか人と上手く付き合えず理解されない不器用な子です。光を演じるために髪の毛をピンクに染めました。監督と相談を重ねた奇抜な髪型とファッションで、驚くほど衝撃的な、新たな自分に出会うことができました。そして、撮影前に実際にお話を伺った若手起業家の方々から、光の役作りにとどまらない、人生のヒントを沢山頂きました。この映画も、何かを始めたい方の背中をぐっと押せる作品になっていたらいいなと思います。光と希という正反対のバディが、ぶつかり合い影響し合いながら突き進んでいく姿を見守ってください。
■山崎紘菜 コメント
初めてこの映画のお話を伺った時「スタートアップ」という言葉がビジネス用語である事も全く知らなかった私ですが、この映画に関わらせて頂く中で、同世代くらいの若い起業家さんが日本にも沢山いること、それを支える方も大勢いることを知りました。私の演じた役柄は、会社と、はちゃめちゃな取引相手(光ちゃん)の間で揉まれて揉まれて、時には振り回されて、仕事に奔走する女の子なのですが、きっと、働いている方や何かに全力で頑張っている方に、絶対に共感して頂ける悩みや葛藤が沢山あると思います。ですが、最後にはそれを全て吹き飛ばして「明日からまた頑張ろう」と笑顔になれるような映画になっていると思いますので、ぜひ楽しみに待っていて下さい。この映画が、これから何かを「スタートアップ」しようとしている全ての人に届きますように。
『スタートアップ・ガールズ』
2019年 全国公開
監督:池田千尋
脚本:髙橋泉
主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION「スリープ」(Ki/oon Music キューンミュージック)
出演:上白石萌音 山崎紘菜
配給:プレシディオ
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