狩撫麻礼・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を、山田孝之と山下敦弘監督の盟友コンビが完全映画化した『ハード・コア』が、11月23日に公開される。このほど、主演の山田孝之が10月20日に35歳の誕生日を迎えたことに併せ、新場面写真がお披露目となった。
映画やドラマ、CM等で様々な役を演じ、2019年に俳優活動20周年という節目の年を迎える山田。近年は演じる側のみでなく、製作総指揮、プロデューサーを務めるなど、活躍の場が多岐にわたっている。
本作で山田が演じるのは、あまりにも純粋で信念を曲げることが出来ず、弱者を見下し利用しようとする世間に対し、間違いを正そうとする信念を暴力に変えて仕事も居場所もなくしてきた権藤右近。35歳を迎え、円熟した山田の演技に今後も目が離せない。
『ハード・コア』
11月23日(金・祝) 全国公開
監督:山下敦弘
原作:狩撫麻礼・いましろたかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
脚本:向井康介
出演:山田孝之 佐藤健 荒川良々 石橋けい 首くくり栲象 康すおん 松たか子
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 現代日本―。都会の片隅で細々と生きる権藤右近はあまりにも純粋で、曲がったことが大嫌いだ。間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山だけが唯一心を許せる友人だ。二人を見守るのが、右近の弟・権藤左近。一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボットが現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。
©2018「ハード・コア」製作委員会