中川大志&伊藤健太郎、お互い揃って「愛され男子!」『覚悟はいいかそこの女子。』トークイベント付き学生限定試写会 レポート

少女漫画雑誌「マーガレット」にて“ヘタレ男子マンガの先駆け”として、2014年から連載された椎葉ナナの同名漫画の実写化で、超絶イケメンだけど、恋愛経験ゼロの究極ヘタレ男子を中川大志が熱演する青春恋愛コメディ『覚悟はいいかそこの女子。』が10月12日に公開される。このほど、9月18日にFS汐留にてトークイベント付き学生限定試写会が行われ、キャストの中川大志、伊藤健太郎が登壇した。

会場に集まったファンからの大歓声、さらに爆笑も沸き起こる中で登場し、圧倒されている様子だった中川と伊藤。初めに、“ヘタレ男子”が主人公という本作の魅力について、中川は「男子たちがかわいいというか、バカで一生懸命なやつらが恋をする」と説明。伊藤は「ドラマ版で(伊藤演じる)律の恋心が描かれていたところが、映画は(中川演じる)斗和の恋物語。リンクする部分があったり、同じようなこともやっていたりするので、それも映画ならではの楽しみでもあるのかな」と見どころをアピールした。また、「男子は何も考えていないバカが多い。そのバカな部分が愛しく見えたり、かわいいなと見えたりする部分はやっぱりあるのかな」と伊藤が述べると、中川は「(設定が)高校生なんですけど、監督とは『中2ぐらいでやりましょう』と。だから男子たちはみんな中学生ぐらいのノリでやっていましたね」と明かし、まっすぐな男子学生の恋が描かれていると語った。

ここで、二人は“愛され男子”か“ヘタレ男子”か、お互いをカテゴライズすることに。中川は伊藤を「愛され男子ですよ!現場でもすごく自然体で飾らない、それで男らしい部分もあって。とにかく気が合う!」とベタ褒め。続けて、「今回初めてお仕事をしたんですけど、初めて会ったとは思えない感じ。趣味も合うし、一緒に取材をやっていても二人とも同じ答えばかり言う。それぐらい気が合う仲」と伊藤との仲の良さを明かした。一方、中川について、伊藤も「愛され男子だと思いますよ!でも、ヘタレ男子の部分も持っていると思います。僕もだと思うんですけど、不器用な部分があるよね。そういう部分もいいなぁと思います」と中川の魅力を熱弁。さらに、伊藤が「(中川と)似てるというか、しゃべっていても同じ。地元の友達感が強い」と話すと、中川も「そうなんだよね~。“共に育ってきた?地元一緒じゃないの?違うの?”という感じ(笑)」と反応し、本作で共演できたことを喜んでいた。 

イベントの中盤には、ファンから募集した質問に答えるコーナーも。「高校3年生の時、“卒業までにこれをしておけばよかった”と思うことは?」という質問に、中川は「制服が着られなくなっちゃうじゃないですか。だから制服の写真を撮る」と回答。伊藤は、質問者に「好きな人や彼氏はいらっしゃるんですか?」と逆質問もしつつ、「その人に想いを伝えて、制服でデートとか!そういうことをいっぱいしたほうがいいんじゃないかな」と提案し、中川も「最高…!」と羨ましそうな様子で頷いていた。

『覚悟はいいかそこの女子。』
10月12日(金)全国公開
監督:井口昇
脚本:李正姫
原作:椎葉ナナ
出演:中川大志 唐田えりか 伊藤健太郎 甲斐翔真 若林時英 荒川良々 小池徹平
配給:東映

【ストーリー】 幼い頃から女子に囲まれてきたイケメンの“愛され男子”古谷斗和(ふるや とわ)。女性からチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいる斗和だが、実は付き合った経験ゼロで、もちろん非リア充。ある日、彼女ができた同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ!」と言われた斗和は、「(イケメンのオレが)彼女を作るなんてチョロい」と、高らかに「彼女作ります!!」宣言。狙うは、学年一人気だが幾人の男達からの告白を断り続ける難攻不落のクールビューティー・三輪美苑(みわ みその)。そんな美苑に自信満々に告白する斗和だったが、「安っぽい告白」と一瞬でフラれる始末。まさかの展開に現実を受け入れられない斗和は、とにかく躍起になって再三アプローチを続けるが、撃沈の連続…。しかし、そんなアプローチを続ける日々の中で、次第に斗和は美苑の優しさや人柄に触れ、本気で彼女を好きになり始める。

©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会