横浜流星 × 清原果耶 × 飯島寛騎 GReeeeNの名曲を映画化『愛唄 -約束のナクヒト-』特報映像&ティザーポスター

わずか157館ながら14.9億円の大ヒットを記録した2017年公開の映画『キセキ -あの日のソビト-』のキャストとスタッフが再集結した、GReeeeNの名曲「愛唄」の映画化となる横浜流星主演の青春物語『愛唄 -約束のナクヒト-』が2019年1月25日に公開される。このほど、本作の特報映像とティザーポスターがお披露目となった。

恋をすることを恐れていた主人公・野宮透を演じるのは、本作同様にGReeeeNの名曲「キセキ」を冠した『キセキ -あの日のソビト-』でGReeeeNメンバーのナビ役を演じ、今年は『兄友』『虹色デイズ』と立て続けに主演作が公開された横浜流星。ヒロインの運命の少女・伊藤凪には、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビューを果たし、『3月のライオン』『ちはやふる -結び-』に出演したほか、NHKドラマ「透明なゆりかご」ではドラマ初主演に大抜擢された、いま大注目の若手女優・清原果耶。主人公・透の“生涯の友”であり、元バンドマンの坂本龍也を、「仮面ライダーエグゼイド」で主演を務め、今年自身が所属する「男劇団 青山表参道X」の旗揚げ公演で初舞台にして初主演の大役を担い、見事大成功に導いた若手俳優・飯島寛騎が演じる。

監督は、『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』や『海月姫』の川村泰祐が務め、脚本はGReeeeNと新進気鋭の清水匡が担当。また、『キセキ -あの日のソビト-』に参加したプロデューサーの小池賢太郎、同作で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した音楽プロデューサーのJINが続投する。

2007年5月に発売された楽曲「愛唄」は、オリコンデイリーチャート1位、週間シングルチャートで2位、着うた・着うたフルを合わせたダウンロード数は525万件以上を記録し、同年デビューの新人アーティストとしては異例の大ヒットを記録した。2015年公開の映画『ストロボ・エッジ』では、GReeeeNの妹分のwhiteeeenによって「愛唄~since 2007~」としてカバーされ話題となった。また、本作のサブタイトルとなっている“ナクヒト”は、GReeeeNの造語で「泣く人」「涙するほど全力な人」を意味している。

公開された特報映像は、トオル(横浜流星)と凪(清原果耶)が満開の桜並⽊を二人乗り自転⾞で颯爽と駆け抜けたり、屈託ない笑顔を⾒せる、爽やかな映像から始まる。ところが一変、トオルが凪の名前を泣き叫びながら抱きかかえ、凪に隠された秘密を暗⽰する。シーンが変わり、医師からの⾔葉に呆然とするトオル。旧友の龍也(飯島寛騎)は「お前がやり残したこと、一個ずつやってやろうぜ」と励ますも、トオルは「別に俺、そうゆうの一つもないから」と無気⼒な表情を⾒せる。そんなとき、ある一冊の詩集と出会う。それは4年前に亡くなった伊藤凪という少⼥の作品だという。場⾯が変わり、うつむくトオルに「⽣きるって、夢中になるってことだと思う」と声を掛ける少⼥。その少⼥は、なんと、もういないはずの凪だった。凪の⾔葉に⽣きる意味を教えてもらったトオルは、龍也からの後押しもあり、恋する喜びを実感していく。「トオル君はやりたいことないの?」と尋ねる凪、泣きながらギターを弾く龍也、曲を聴いて涙を流す友人の⽐呂乃(成海璃子)。ラストは「どこにでもいけるよ、俺たち」という希望に満ちたセリフとはウラハラに再びトオルが泣き叫びながら凪を抱きかかえるシーンへと切り替わる。無気⼒だった⻘年が、運命の出会いによって大きく変わっていく様子を名曲「愛唄」(GReeeeN歌唱)が盛り上げる。

同時に、“駆けろ、想い「今しか、ない」”のキャッチコピーを体現した、満開の桜並⽊を3人が笑顔で駆け抜けるティザーポスターも公開された。“手をつなぐ喜びも知らないまま大人になった。そんな僕がはじめて出逢った、最期の恋---。”そんな⻘春物語、そこから⽣まれる奇跡がどのように描かれるのか、期待したい。

『愛唄 -約束のナクヒト-』
2019年1月25日(金) 全国公開
監督:川村泰祐
脚本:GReeeeN 清水匡
音楽プロデューサー:JIN
出演:横浜流星 清原果耶 飯島寛騎 中村ゆり 野間口徹 成海璃子 中山美穂 清水葉月 二階堂智 渡部秀 西銘駿 奥野瑛太 富田靖子 財前直見
配給:東映

【ストーリー】 恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルに起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった…。龍也の声が生んだ恋する勇気。凪の言葉が教えてくれた生きる意味。そしてトオルが二人に気付かせた、“本当にやりたいこと”。限られた時間の中で、三人の“本当”が重なった時、一つの唄が生まれる。

©2018「愛唄」製作委員会