少女漫画雑誌「マーガレット」にて“ヘタレ男子マンガの先駆け”として、2014年から連載された椎葉ナナの同名漫画の実写化。超絶イケメンだけど、恋愛経験ゼロの究極ヘタレ男子を中川大志が熱演する青春恋愛コメディ『覚悟はいいかそこの女子。』が10月12日に公開される。これに先立ち、9月12日に新宿バルト9にて完成披露上映会が開催され、キャストの中川大志、唐田えりか、伊藤健太郎、甲斐翔真、若林時英、小池徹平、井口昇監督が登壇した。
黄色い大歓声に包まれて会場に登場したキャスト陣。中川は「すごい熱気で迎えていただいて、僕たちも嬉しいです!」と会場のファンに感謝。「今日初めてお客さんに観ていただけるということで、ちょっと緊張していますが楽しんでいってください」と挨拶した。今の心境を聞かれると「どんなふうに観ていただけるのか、緊張、緊張という感じ」と中川。ヒロイン役の唐田も「緊張ですね(笑)」と笑いつつ、「今日を迎えることができて嬉しいです」と笑顔を見せた。
教師役を演じた小池。「僕は現場で微笑ましく観ていました。大志とはひと回りぐらい違うので…。でも休憩中とかに一緒に御飯を食べてくれたから、すごい良かったと思って」と中川の優しさをアピールし、「和気あいあいと迎い入れてくれて良かった」と撮影時を振り返った。
撮影中のエピソードを聞かれた甲斐は「ありすぎてない。出てこない」と独特な返答。伊藤は隣の若林に対して「若林くんがいじられキャラになってくれたので、皆んなでいじった(笑)」ことを明かして、場の空気を和ませた。
イベントでは映画の内容にちなみ、“ヘタレ男子脱却!男の三番勝負”が実施された。ストップウォッチをジャスト10秒で止めるゲームでは、中川が「このスーツすごいかっこいいよね」と、ゲーム中に話しかけるという作戦に出るも、それが裏目となりビリに。伊藤から「人の邪魔ばっかするから、そんなことになるんだよ!」とツッコまれた。
ビリビリペン対決では、若林以外の歪んだ顔に会場が爆笑。最後のシチュエーション別告白対決で、同級生に遊園地で告白することになった伊藤は「あんまり、こんなこと言うのもアレなんだけど…、俺じゃダメかな?」と告白して、会場から悲鳴のような歓声が。放課後に後輩へ告白することになった中川は、いきなりエア壁ドンを見せ、「俺の彼女になってくれないか?」と告白し、一際黄色い歓声か会場にこだましていた。
『覚悟はいいかそこの女子。』
10月12日(金)全国公開
監督:井口昇
脚本:李正姫
原作:椎葉ナナ
出演:中川大志 唐田えりか 伊藤健太郎 甲斐翔真 若林時英 荒川良々 小池徹平
配給:東映
【ストーリー】 幼い頃から女子に囲まれてきたイケメンの“愛され男子”古谷斗和(ふるや とわ)。女性からチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいる斗和だが、実は付き合った経験ゼロで、もちろん非リア充。ある日、彼女ができた同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ!」と言われた斗和は、「(イケメンのオレが)彼女を作るなんてチョロい」と、高らかに「彼女作ります!!」宣言。狙うは学年一人気だが、幾人の男達からの告白を断り続ける難攻不落のクールビューティー・三輪美苑(みわ みその)。そんな美苑に自信満々に告白する斗和だったが、「安っぽい告白」と一瞬でフラれる始末。まさかの展開に、現実を受け入れられない斗和は、とにかく躍起になって、再三、アプローチを続けるが、撃沈の連続…。しかし、そんなアプローチを続ける日々の中で、次第に斗和は美苑の優しさや、人柄に触れ、本気で彼女を好きになり始める。
©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会