若きドナと父親候補の運命の出会いをABBAの名曲と共にプレイバック!『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』特別映像

ミュージカル映画史上ナンバー2となる全世界興収6億ドル突破の大ヒットミュージカル映画『マンマ・ミーア!』の公開から10年。待望の続編となる映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が、8月24日に全国ロードショーとなる。このほど、リリー・ジェームズ演じる若きドナと3人の父親候補の運命の出会いを振り返る特別映像がお披露目となった。

ソフィー(アマンダ・セイフライド)の母親であるドナ(メリル・ストリープ)の青春時代、そして父親候補となる3人の魅力溢れる男性達との運命の恋が回想される本作。大学生活を終え、未来に向かって希望に満ち溢れていたドナは、自分を見つけるため世界放浪の旅へと向かう。

父親候補の一人、エリート銀行員・ハリー(コリン・ファース)とは、1979年フランス・パリの滞在先のホテルで出会う。中世ヨーロッパをモチーフにしたレトロ風なカフェでお互いの事を語り尽し、ドナがギリシャ・カロカイリ島を目指している事、翌日にはパリを発つと知ったハリーは、ABBAの名曲「恋のウォータールー」でアプローチ。若きハリーを演じたヒュー・スキナーが「この素晴らしいシーンで僕は彼女に『恋のウォータールー』を歌って、彼女を誘惑することにするんです」と笑顔で語るように、店員や周りのお客さんをも巻き込んだ“情熱的”なミュージカルシーンとなっている。

ハリーとスイートな一夜を過ごしたドナだったが、目的地のカロカイリ島に向かうフェリーの乗船時間に間に合わず途方に暮れてしまう。ピンチの彼女の前に現れたのは、たまたまレースにそなえ寄港していた冒険家のビル(ステラン・スカルスガルド)。ドナはヒッチハイクを敢行すると、ビルは自慢のヨットにドナを乗せて輝きのエーゲ海を航海していく。ドナの麗しい美貌、屈託のない明るい性格に惚れてしまったビルは「ホワイ・ディド・イット・ハフ・トゥ・ビー・ミー」を歌いながら猛烈アピール。若きビルを演じたジョシュ・ディランは「ずっとふざけ合っていて本当に仲が良い。ボートの上で戯れるんだ」と語っており、ヨットの上で無邪気にはしゃぐ2人の様子が映し出されている。

ビルのおかげでカロカイリ島へと無事到着したドナは、丘の上にポツンと建つ壊れかけた家に立ち寄ることに。ここで突然の激しい嵐が起こり、助けを求めて外へ飛び出すと、建築家のサム(ピアース・ブロスナン)と出会う。家に取り残された馬を2人で力を合わせて救出したことで、たちまち恋に落ちた二人。ドナは島でサムと暮らすことが“運命”と感じるが、実はサムにはある秘密が。若きサムを演じたジェレミー・アーヴィンは「心を通わせ、真剣な関係になる。激しく恋に落ちるんだ」と明かし、若い男女の燃え上がる様な恋を、エモーショナルなABBAの楽曲「アンダンテ、アンダンテ」が優しく包み込むシーンを確認することができる。

ドナを見事に演じきったリリーは、男性達との出会い、恋を表現する際に歌われたABBAの楽曲への印象について、「ドナはパリでハリーに出会い、とてもおかしなシーンで『恋のウォータールー』の常軌を逸したような演奏がある。この素晴らしくめちゃくちゃな設定でのABBAのクラシック曲なの。『アンダンテ、アンダンテ』はドナがサムと出会ったときに使われているわ。竜巻のようなロマンスよ。ふたりは互いにすぐさま魅かれあい、ドナはレストランで彼に対して、この歌を歌うの。ジャズ風で、楽々とこなしている感じがあるし、非常に官能的だわ。このメロディーが私の声にぴったりなのが気に入っているの」とコメントし、ABBAの名曲たちが運命の恋をさらに盛り上げてくれたと明かしている。

『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
8月24日(金)全国ロードショー
監督・脚本:オル・パーカー
出演:メリル・ストリープ ピアース・ブロスナン コリン・ファース ステラン・スカルスガルド ジュリー・ウォルターズ ドミニク・クーパー アマンダ・セイフライド クリスティーン・バランスキー リリー・ジェームズ ジョシュ・ディラン ヒュー・スキナー ジェレミー・アーヴァイン アレクサ・デイヴィーズ ジェシカ・キーナン・ウィン アンディ・ガルシア シェール
配給:東宝東和

(C)Universal Pictures