日本公開のインド映画史上最大のヒット作『ムトゥ 踊るマハラジャ』4K&5.1chデジタルリマスター版 11月公開!

20年前に日本で公開され、日本公開のインド映画史上最大のヒット作として、今なおインド映画の代名詞となっている伝説の映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』が、4K&5.1chデジタルリマスター版となって、11月23日より公開されることが決定し、併せて本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

1998年6月13日に渋谷のシネマライズ単館でスタートした本作は、同館で23週におよぶロングラン上映となり、興収2億800万円を稼ぎ出し、同年のミニシアター興行成績第1位を記録。その後、全国100箇所以上の劇場で上映され、動員約25万人、総興収4億円を突破した。さらにVHS、レザーディスク、DVDといったビデオソフトも総販売本数6万本(枚)を超え、その後テレビではBS、CSだけでなく地上波(NHK教育)でも放映されるなど空前の大ヒットとなった。また、映画公開後にはインドへの観光客が倍増、合同酒精の「Hi-Boy」など本作にインスパイアされたCMが数多く制作されたほか、東ハトの「ガラムマサラ」など多くのタイアップ商品も誕生、それまで日本には数少なかった南インド料理店が激増するなど日本文化に大きな影響を与えた。

日本公開から20周年を記念して、インドでオリジナル・ネガから4Kスキャンと修復作業を行い、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞作曲賞を受賞した音楽監督A.R.ラフマーンのスタジオに保管されていた6チャンネルのオリジナル・ステレオ音源をもとに、ラフマーンの監修を得て5.1chデジタル・リミックスを実施した。

『ムトゥ 踊るマハラジャ』(4K&5.1chデジタルリマスター版)
11月23日(祝・金)より新宿ピカデリーほか、全国順次ロードショー
監督・脚本:K.S.ラヴィクマール
音楽:A.R.ラフマーン
撮影:アショークラージャン 
出演:ラジニカーント ミーナ サラット・バーブ センディル ヴァデイヴェール
配給:エデン

【ストーリー】 大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥは、ラージャーに仕え、専属の執事兼馬車の御者兼ボディーガードとして、常に行動を共にしていた。ひょんなことから彼は旅回り一座の女優ランガと恋に落ちるが、彼が命より大切なラージャーもランガを好きになってしまったからサァ大変。そんな中、ラージャーの伯父による屋敷の乗っ取り計画が進んでいた。やがて、誤解と陰謀によってムトゥはラージャーに屋敷を追い出されそうになるが、ラージャーの母シヴァガーミがムトゥの驚くべき出生の秘密を明らかにする…。

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