日本人の作品としては初めて「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度飾った世界的に有名な動物写真家で、NHK-BSプレミアムで放送中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」でも人気の岩合光昭が初の映画監督に挑み、落語家の立川志の輔が初主演を務める映画『ねことじいちゃん』が、2019年2月22日に公開となる。このほど、8月8日の「世界猫の日」に合わせて、本作の特報映像がお披露目となった。
とある小さな島で暮らす大吉と、猫のタマのつつましくも豊かな時間が流れる暮らしを描く本作。主人公・大吉には落語家の立川志の輔、都会から島へ移住しカフェを開く美智子を柴咲コウが演じ、舞台となった島の住人たちには、小林薫、柄本佑、田中裕子、山中崇、葉山奨之ら実力派俳優が集結した。
また、本作の前売り券が8月10日より発売開始。心が温まるようなタマの写真と、原作のねこまき(ミューズワーク)による、縁側で昼寝をする一人と一匹の和やかな姿を描いたクリアファイルが前売り特典となっている。
『ねことじいちゃん』
2019年2月22日(金)、ロードショー
監督:岩合光昭
原作:ねこまき(ミューズワーク)「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)
出演:立川志の輔 柴咲コウ 柄本佑 銀粉蝶 山中崇 葉山奨之 田根楽子 小林トシ江 片山友希 立石ケン 中村鴈治郎 田中裕子 小林薫
配給:クロックワークス
【ストーリー】 2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと二人暮らしの大吉、70歳。毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり過ごしている。しかし友人の死や大吉自身もこれまでにない体の不調を覚えたりと、穏やかな毎日に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して―。1人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるためにした人生の選択とは―。
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会