ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンといった超一流アーティストが心酔する“狂気”の天才ピアニストで作曲家、チリー・ゴンザレスの破天荒な生き様と繊細で感動的な音楽の魅力に迫るドキュメンタリー「SHUT UP AND PLAY THE PIANO」(原題)が、邦題『黙ってピアノを弾いてくれ』として、9月29日より公開されることが決定し、併せて場面写真がお披露目となった。
圧倒的に強烈なキャラクターとジャンルにとらわれない唯一無二の音楽性で、多くの有名アーティストから熱狂的支持を集める天才ピアニスト・作曲家・ミュージシャン、チリー・ゴンザレス。本作では、90年代後半以降、カナダからドイツへとわたり、挑発的で破天荒な生き様で注目を浴びた彼の軌跡、そして“狂気”とも呼ばれる言動とは裏腹に奏でられるピアノの音色の繊細な美しさといった、その魅力のすべてに迫る。さらに、ダフト・パンク、ジャーヴィス・コッカーらとの共演や、ウィーン放送交響楽団とのステージでの驚愕のパフォーマンスも収録されている。
プレミア上映を果たしたベルリン国際映画祭では、会場を笑いと感動に包み込み、満員の観客は鳴り止まないスタンディングオベーションとなった。大ヒットシリーズの最終章となるニューアルバム「Solo Piano Ⅲ」(BEAT RECORDS)の発売も9月7日に予定される中、ついに日本のスクリーンにも登場する。
『黙ってピアノを弾いてくれ』
9月29日(土)より渋谷・シネクイント他にて全国順次公開
監督:フィリップ・ジェディッケ
製作:スティーヴン・ホール アントワネット・コスター
撮影:マルクス・ウィンターバウアー マルセル・コルベンバッハ
編集:ヘンク・ドリース
出演:チリー・ゴンザレス ピーチズ トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク) ファイスト ジャーヴィス・コッカー ウィーン放送交響楽団
配給:トランスフォーマー
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