社会の闇をえぐり出す題材で注目を集める相場英雄の小説「不発弾」を、主演に椎名桔平を迎えてドラマ化した社会派ヒューマンサスペンス「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」が、6月10日よりWOWOWにて放送開始となる。それに先立ち、第1話の冒頭8分間の映像が公開された。
本作は、7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー・三田電機産業の裏で暗躍するひとりの男と、彼を取り巻く人々の人間模様を描く。主人公の金融コンサルタント・古賀遼を椎名桔平、古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする警視庁捜査二課管理官・小堀弓子を黒木メイサが演じる。
また特設ホームページ(http://www.wowow.co.jp/dramaw/fuhatsudan)では、撮影時のメイキング映像、椎名桔平と黒木メイサの独占インタビューも公開中だ。
「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」
6月10日(日)よりWOWOWにて放送スタート(全6話)
毎週日曜日 夜10:00 ※第1話無料放送
原作:相場英雄「不発弾」(新潮社刊)
監督:星野和成
脚本:田中眞一
音楽:林ゆうき
出演:椎名桔平 黒木メイサ 宅麻伸 原田知世 奥田瑛二 堀部圭亮 三浦貴大 入山杏奈 朝夏まなと デビット伊東 吉沢悠 葛山信吾 山口美也子 渡辺哲 津嘉山正種
【ストーリー】 1500億円もの「不適切会計」が露呈した大手電機メーカー・三田電機産業の記者会見。狼狽する社長を裏で操るひとりの男がいた―金融コンサルタント・古賀遼(椎名桔平)。捜査二課の管理官・小堀弓子は、この「不適切会計」は「粉飾」であり、上場廃止にならないことに違和感を覚える。そんな中、三田電機の経営監査部長が自殺。直後、古賀は同社相談役・東田章三(宅麻伸)と密会する。小堀はこの自殺に事件性があると疑い始めていた。一方、内縁の妻・村田佐知子(原田知世)に優しい笑みを浮かべる古賀。この男は一体何者なのか?昭和52年―金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で育った古賀。妹を東京に連れ出したい一心で、上司・中野哲臣(奥田瑛二)にノウハウをたたき込まれ、国民証券でのし上がっていくが―。数年後、ある出来事を機に始まった古賀の復讐は、日本経済の深い地層に「不発弾」として仕掛けられていく。